ホーリーアーティザンで殺害された日本人を大使が追悼
2020年07月01日付 Prothom Alo 紙
伊藤直樹・駐バングラデシュ日本大使が、グルシャン地区の「ホーリーアーティザンベーカリー」で殺害された犠牲者たちの霊に祈りを捧げた。追悼式にはJICAバングラデシュ事務所の早川所長と平田前所長、オリエンタルコンサルタンツグローバルの村木ダカ事務所長代理も出席した。
日本大使館の公式Facebookに投稿された記事によると、悲惨なテロ事件からちょうど4年となる今日、伊藤大使は事件発生現場で、すべての犠牲者と、任務遂行中に亡くなった警察官らを追悼して慰霊碑に花輪を捧げた。
Facebookによれば、伊藤大使は事件の犠牲となった人々に哀悼の意を表し、バングラデシュの発展への犠牲者たちの貢献を忘れてはならないと強調した。さらに、JICAバングラデシュ事務所長などと協力して、最大限の安全性確保と安全体制確立の分野でバングラデシュの発展に貢献していく意思を表明した。
2016年7月1日夜、ダカのグルシャン地区のレストラン、ホーリーアーティザンベーカリーで過激派グループが凄惨な襲撃事件を起こした。過激派グループはバングラデシュ人と外国人の客に武器を突き付け人質にした。この恐ろしい襲撃事件で国内は騒然となった。その日、過激派グループは刃物と銃で、イタリア人9人、日本人7人、インド人1人、バングラデシュ人3人の計20人を殺害した。その夜警察が鎮圧作戦を行った際、2人の警察幹部が亡くなった。凶悪なこの襲撃事件の発生から今日でちょうど4年となった。
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翻訳者:太田穂香
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