ジャムダニサリーと愛と共にマルガリータはダカを発った
2021年11月30日付 Prothom Alo 紙

スポーツ記者 ダカ
2021年10月29日 午後6時33分
マルガリータ・マムンは、本日午前8時35分にトルコ航空でダッカのハズラト・シャージャラル国際空港を出発したとき、きっとバングラデシュの思い出が蘇っていていたことだろう。
2016年リオオリンピックの体操競技の金メダリストであるマルガリータ・マムンは、「第5回ボンゴボンドゥ中南アジア体操競技選手権大会」の親善大使として、10月23日にダッカに到着した。 マルガリータは15年ぶりに再びバングラデシュにやっ来た。
エンジニアである父のアブドゥラ・アル・マムンの実家は、ラジシャヒにある。しかし、マルガリータはロシアで生まれた。 ロシアで育ったマルガリータは、ロシア代表として様々な国際大会に出場した。 今回のダカ訪問には、マルガリータ母親のアンナ、夫で2008年北京オリンピックの金メダリストであるアレクサンダー・スホルコフ、そして2歳の息子レフが同行していた。
ダッカを出発する前に、バングラデシュの人々の愛とおもてなしに魅了されたマルガリータは、「リオ五輪で金メダルを獲得後、今回が初めてバングラデシュ訪問だったと述べた。。 家族と一緒に第二の故郷に来れて嬉しいだ。 私は、 この国の人々の愛ともてなしに魅了されている。 時間と機会があれば、再びバングラデシュに来たいと思っている」。
マルガリータは今回、忙しいスケジュールのためにラジシャヒにある父親の実家を訪れることが出来なかった。 しかし、ラジシャヒに住むマルガリータの叔父や従兄弟たちは、バングラデシュ体操連盟に何度も電話をかけてきた。 親戚たちは、マルガリータが一度でもラジシャヒを訪れてくれることを望んでいた。
出発前に、バングラデシュ体操連盟会長のシェイク・バシール・アーメド氏から、マルガリータにダッカのジャムダニサリーとクレストが贈られた。 また、ダッカ・ノースシティ・コーポレーションのアティクル・イスラム市長からは、ダッカ市の象徴である鍵が贈呈された。 また、バングラデシュ・オリンピック協会からは、挨拶状と様々なプレゼントが贈られた。その以外には、ダッカを出発する前にマルガリータはショッピングモールに行き、好きな買い物をした。
マルガリータは、国際体操競技大会のカラフルな組主催様子に魅了された。 バングラデシュの体操選手たちは、近くからオリンピックの金メダリストをじっと見ていた。
バングラデシュはマルガリータからインスピレーションを得られる₋₋少なく連盟のアーメドゥル・ラーマン書記長は、そう考えている。体操選手は金メダルに触れていた。多くがそのメダルにキスをした。実際、選手たちは、マルガリータに会えて、とても興奮していた。マルガリータは、このことは彼女たちが、より良いプレーをするように、そして国際舞台でメダルを獲得するために、刺激されると思うと語った。
しかし、バングラデシュでは、女子は男子に比べて体操に参加する機会が少ないのが現状だ。アフメドゥール・ラフマン氏は、マルガリータを見て、女の子たちも体操に来たいと思うだろうとを期待している。私たちの会長は、バングラデシュで体操をもっと広めようと努力している。その一環としてマルガリータをダッカに招聘した。また彼女は、将来的にバングラデシュの体操に協力したいと考えているようだ。
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翻訳者:内藤海音
記事ID:1004