シャハバーズ内閣閣僚の宣誓、連邦大臣31名及び国務大臣3名、顧問3名を含む、大統領官邸で式典、上院議員議長が宣誓を受ける

2022年04月20日付 The daily Jang 紙
イスラマバード(本紙、通信各社、モニター班):-シャハバーズ・シャリーフ内閣の閣僚37名が宣誓した。閣僚は連邦大臣31名と国務大臣3名、顧問3名を含む。大統領官邸で行われた式典ではサーディク・サンジャラーニー上院議員議長が宣誓を受けた。パキスタン・ムスリム連盟ナワーズ派(PMLN)から16名、PP(パキスタン人民党(PPP、あるいはPP)から11名、イスラーム・ウラマー党ファズルッラフマーン派(JUIF)から4名、統一民族運動(MQM)から2名、バローチスターン国民党アワーミー派(BNP)、民主祖国党(BNP)からはそれぞれ1名ずつが入閣した。ビラーワル・ブットーPP党首とシャーヒド・ハーカーン元首相の顔はなかった。モフシン・ダーワル氏、アワーミー国民党(ANP)、BNPメーンガル派からは入閣がなく、ミフターフ・イスマーイール氏の名前は最終段階で閣僚名簿に加えられた。詳細によるとシャハバーズ・シャリーフ内閣の閣僚37名の就任宣誓式が執り行われた。当初ビラーワル・ブットー氏とシャーヒド・ハーカーン・アッバースィー氏の入閣は見送られた。大統領官邸で執り行われた内閣閣僚の就任宣誓式では、大統領代行サーディク・サンジャラーニー国民議会議長が宣誓を受けた。内閣閣僚にはPMLNからはハージャー・アースィフ、アヘサン・イクバール、ラーナー・サナーウッラー、アヤーズ・サーディク、フッラム・ダストギール、ラーナー・タンヴィール、マリヤム・オーラングゼーブ、サアド・ラフィーク、リヤーズ・フセイン・ピールザーダ、アーザム・ナズィール・ターラル、ジャーヴェード・ラティーフ、アーイシャ・ゴウス・パーシャー、アブドゥッラフマーン・カーンジョー、アミール・マカームの各氏、人民党(PP)からはフルシード・シャー、ナヴィード・カマル、シェイリー・ラフマーン、ムルタザー・マフムード、エヘサーヌッラフマーン・マザーリー、アービド・フセイン・バーイヨー、シャーズィヤ・マリー、ヒナー・ラッバーニー・カル、カマル・ザマーン・カーイラの各氏、JUIからはモウラーナー・アスアド・マフムード、モウラーナー・アブドゥル・ワーセー、ムフティー・アブドゥッシュクール、タルハ・マフムードの各氏、MQMパキスタン派からはアミーヌル・ハック、ファイサル・サブズワーリーの各氏、BAPからはアスラール・タリーン氏、JWPからはシャー・ザイン・ブグティー氏が入閣した。ジャハーンギール・タリーン派(=パキスタン正義運動離脱組)からはアウン・チョードリー氏が顧問として入閣を果たしている。新連邦内閣の就任宣誓式の後、内閣府は大臣たちの職掌の通知を発給した。それによるとラーナー・サナーウッラー氏は内務相、マルヤム・オーラングゼーブ氏は情報相、ミフターフ・イスマーイール氏は財務相、アーザム・ナズィール・ターラル氏は法務相、アヘサン・イクバール氏は計画策定相、アヤーズ・サーディク氏経済問題担当相、ラーナー・タンヴィール氏は教育相にそれぞれ任命されている。ハージャー・アースィフ氏は防衛相、フルシード・シャー氏は水資源担当相、ナヴィード・カマル氏は通商産業相、アブドゥルカディール・パティール氏は衛生法規担当相、シャーズィヤ・マリー氏は貧困削減及び社会保障担当相、シェイリー・ラフマーン氏は気候変動担当相に抜擢されている。サアド・ラフィーク氏には鉄道及び航空、シャー・ザイン・ブグティー氏に麻薬撲滅、アミ―ヌル・ハック氏に情報技術、ファイサル・サブズワーリー氏に海事、タルハ・マフムード氏に大使館管轄、ムフティー・アブドゥル・シュクール氏に宗教問題、モウラーナー・アブドゥル・ワーセー氏に住宅問題、モウラーナー・アサード・マフムード氏に交通関連、そしてターリク・バシール・チーマー氏に食料安全保障のそれぞれ大臣職に起用されている。ムルタザー・ジャーヴェード氏は議会問題担当相、ムルタザー・マフムード氏は産業担当相、サージド・トゥール氏は在外パキスタン人担当相、イバード・フセイン・バーイヨー氏は民営化担当相、アヘサーヌル・ハック・マザーリー氏は州間関係調整担当相、アスラール・タリーン氏は国防産業担当相、ヒナー・ラッバーニー・カル氏は外務担当国務相、アーイシャ・グース・パーシャー氏は財務及び税収担当国務相、カマル・ザマーン・カーイラ氏はカシュミール及びギルギット・バルティスターン問題担当首相付顧問に抜擢の運びであり、アウン・チョードリー氏も首相顧問の予定。ジャハーンギール・タリーン派の一員であるアウン・チョードリー氏は「連邦内閣の末席に加えて下さったことに関して首相に謝意を表します。」と述べた。式典の後、シャハバーズ・シャリーフ首相は全閣僚と握手を交わすため個別に彼らの許を訪れ、また、ビラーワル・ブットー・ザルダーリー氏の健康について尋ねた。アーリフ・アラヴィー大統領は閣僚として名が挙がった人物たちの各連邦大臣、国務大臣、顧問への任命を承認した。大統領のこの承認は宣誓式に先立ってのことであった。


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翻訳者:今川健太
記事ID:1033