トルコ・サッカー界の名門クラブ・ガラタサライ、2億ドルの負債抱える(Milliyet紙)
2006年01月11日付 Milliyet紙

ガラタサライは、10年間陣頭指揮した経営陣の失策により、未利用の豊かな資産を持ちながら善用してこなかった。今後講じられる経営健全化策により、2008年以降、1銭も使うことなく、確実な賃貸収入を得ることができる。

ガラタサライは現在、総額こそ明らかにされていないが巨額の負債を抱えている。他方で、トルコで最も豊かな不動産を所有している企業でもある。クラブは、手持ちの資産を活用して長期的に負債を返済し、年間の収支を均衡させなければならない。

本連載の目的は2億ドルと言われる負債を抱えるガラタサライの経営陣に今後の指針が示すことである。もちろん他のビッグクラブやアナトリアにあるサッカークラブにも、(経営健全化のための)重要なヒントとなるだろう。ガラタサライは、間違いなくトルコの最も豊かな不動産を所有する組織の筆頭に挙げられる。

■合理化計画は必須
しかしガラタサライの最も大きな問題は、未利用の豊かな資産をミスユースしていることに原因がある。本来これは罪という訳ではない。ただやるべきことをしなかっただけのことだ。きっとおのおのの経営者にはもっともな理由があったに違いない。もし過去の経営陣が事情を説明したいというのであれば、本連載で紹介させていただこう。

それはさておき、ガラタサライは現存の不動産をうまく活用できれば、2008年以降確実な賃貸収入を得ることができる。こうした収入は遅くとも5年以内、つまり2011年には、年間1億ドルに達する可能性がある。さらにこれを1銭も使わずに、銀行、金融機関への追加事項として、建設会社と合意することで実現できる。それに加えて、これはたった3つの不動産を利用することによって確保できる利益である。他の不動産についても同様のプロジェクトを実施することができる。

結論として、もしリヴァ、セイランテペ、アリ・サミ・イェンの土地の活用が失敗すれば、ガラタサライの経営健全化は不可能であろう。

■2001年のトルコと似た状況
ガラタサライが今日陥った財政的、経済的危機は、トルコが2001年に経験した経済危機に似ている。多額の負債とこの負債を返還できない状況を示しており、クラブは救世主を必要としている。あるいは、経営者が救世主になるときが来たとも言えるだろう。つまり、ガラタサライの今の経営陣は同様の危機的状況の中でトルコにやって来たケマル・デルビッシュが行ったようなことをしなければならない。あるいは、3月に開かれる株主総会で選ばれる経営者が、デルビッシュの当時の政策をクラブのために行わなければならない。

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(翻訳者:新井 慧)
(記事ID:1700)