「ジャハーンベグルー氏の容疑は外国との関係」:情報相
2006年05月07日付 Sharq 紙

2006年5月7日付シャルグ紙2面

【政治部】情報相はラーミーン・ジャハーンベグルー氏が司法当局によって拘束されたとの報道を認め、「ジャハーンベグルー氏の容疑は外国との関係についてである」と述べた。

 イラン学生通信の報道によると、シャリーアティー校で行われた《教師週間》の顕彰式典に出席したモフセニー=エジェイー情報相は昨日、こう述べた上で、次のように付け加えた。「ジャハーンベグルー氏は、外国との関係について疑いがもたれており、容疑事実に関する捜査のために、現在情報省による取り調べを受けている」。イラン国営通信の報道によると、情報相はさらに、この件に関する追加捜査が現在行われているところである、と述べた。

 ラーミーン・ジャハーンベグルー氏は先週拘束され、刑務所統括庁長官によると、エヴィン刑務所に収監されているという。またある司法関係者によると、同氏は安全保障に関連した罪状に問われているとのことである。

■ アフヴァーズの治安状況は良好

 昨日、モフセニー=エジェイー情報相はまた、フーゼスターンの治安状況に関して、「アフヴァーズ市の治安状況は良好である」との見解を示し、「われわれは地域の治安問題について、完全に掌握している」と述べた。

 イラン国営通信の報道によると、情報相は次のように論じた。「治安状況は全国的に良好である。われわれは優位な状況にあり、敵は不安定化の目論みを達成できずにいる。しかしながら、油断は禁物である」。情報相は、国の不安定化を目指す敵の試みこそ、国の安全保障を脅かす最大の懸念であるとし、「敵は政府と人民の間に亀裂を作り出そうと試みている。国民は敵に騙されぬよう、注意ありたい」と警告した。

 その上でモフセニー=エジェイー情報相は、「情報省には、正確かつ時宜にあった情報を、国民及び国の意志決定者に伝える義務がある。国民が〔敵に〕影響されるようなことのないよう、われわれはこの義務を全うする所存である」と述べた。

〔後略〕

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:2385 )