スィースターン・バルーチスターン州で革命防衛隊員11人が殉職
2007年07月22日付 E'temad-e Melli 紙

 武装密輸団・反徒の待ち伏せ攻撃により、先週木曜日の午後、革命防衛隊及び民兵組織バスィージの兵士ら11名が殉職、9名が負傷した。事件は、同部隊がザーヘダーン県クーリーン郡の「ドゥーマク」村付近を通過中、発生した。

 武装密輸団・反徒らはこの犯罪の後逃亡し、第110サルマーン・ファールスィー旅団と《最も偉大なる使徒〔預言者ムハンマド〕》作戦司令部が追跡を行った。

 この戦闘はザーヘダーン=バム間の街道上に位置するクーリーン地区で起こり、武装密輸団・反徒らは周囲の山々へ逃亡した。

 《最も偉大なる使徒》作戦副司令官(調整官)のセイイェド・アッバース・アターイー革命防衛隊准将は、「2日前に発生し、11名の革命防衛隊の殉職者を出した、ザーヘダーン県クーリーン郡での戦闘に加わった主要分子のうち、すでに2名が逮捕されている」と述べた。

 同准将は、イラン国営通信(IRNA)とのインタビューの中で、さらに次のように語った。「武装密輸団・反徒らの追跡・取締り作戦の一環として諜報活動を行ったところ、木曜日午後の戦闘に加わり、地域でも悪名高い反徒らのうち2人を逮捕した。逮捕された2名は、いずれも自らの罪を自白した」。

 彼は、「この反徒たちからは、複数の武器や軍事物資も発見された」とし、さらに「先の戦闘に加わった残りの容疑者たちの身元を確認し、逮捕するための作戦は、現在も続けられている」と続けた。

 《最も偉大なる使徒》作戦司令部副司令官の話では、この事件の殉職者・負傷者たちの多くは、勇敢なバスィージ隊員やイーラーンシャフルやハーシュに駐屯する地元部隊の隊員たちだったという。彼らは、地域の安全確保のために、クーリーン郡に向かう途中だった。

 同副司令官はまた、「ザーヘダーン県ピールスーラーン丘陵地帯で発生した《ナスル及びミール・ホセイニー》駐屯地の隊員らとの戦闘の結果、4名の武装反徒を殺害した」とも述べた。

Tweet
シェア


現地の新聞はこちら
関連記事(ザーヘダーンで二度目の爆弾爆破事件)

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:佐藤成実 )
( 記事ID:11473 )