日に1500人のイラン人参詣者がイラクに入国
2007年07月29日付 Iran 紙

 イラン人参詣者のイラクへの不法入国者数が激減している。

 巡礼参詣庁の「シーア派聖地」局の責任者であるアクバリー氏は、このように述べた上で、イラクへのイラン人不法入国者減少の原因について、「一つは、気温の上昇とイラク国内で提供される〔旅行者用の〕サービスの量にある」と語った。

 同氏は加えて、「また、イラク政府はここ最近、ビザの発給を減らしているが、〔シーア派関連の宗教行事がある〕特別な日にはビザの発給を増やす〔などの強弱を付けている〕ことも、要因として挙げられる」とも述べた。

 この責任者はさらに、「現在、人々の〔イラク訪問に対する〕需要量は私達の〔イラクへの出国に対して発出される許可の〕供給量とバランスがとれた状態にある。その結果として、イラクに不法に入国する人の数が減少しているのである」と語っている。

 アクバリー氏はまた、「初代イマーム・アリーの生誕日〔7月28日〕には、どれくらいのイラン人がイラクに入国したのか?」との質問に対しては、「統計では、一日に1500人がイラクに入国したことになっている。イラク政府との合意に基づき、〔イラク聖地への〕参詣者数をこれ以上増やすことは出来ない」と回答している。

Tweet
シェア


現地の新聞はこちら
関連記事(イラン人参詣者ら、アルバイーンのためにイラク・カルバラーに殺到)

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:富山彩 )
( 記事ID:11524 )