100リットルのガソリン追加割り当て、自家用車に一律に実施へ:ノウザリー石油相代行が明かす
2007年09月02日付 Jam-e Jam 紙

 〔9月下旬からの〕新学年が始まるのと時をあわせて、交通量の増加が予想されており、十分なガソリンを確保できるのか、現在人々の間では不安が募っている。

 ノウザリー石油相代行は、ガソリン配給制の実施がメフル月〔9月23日〜〕からの新学年の始業を経験するのは、今年が始めてであるとした上で、次のように発表した。「大統領代理らによる特別作業部会は、市民が抱える問題の解決を支援し、ガソリン配給制を可能な限りよい形で実施することを目的に、メフル月の新学年の始業に合わせる形で、トータルで100リットル分の旅行用特別配給を、スマートカードを通じてすべての自家用車に、一律に割り当てることで合意した」。

 ノウザリー石油相代行は、先に発表された10リットルから100リットルの旅行用特別ガソリンの配給計画については、次のように語った。「ソフトを変更することで、この計画を実施することは可能だと思う。しかしながら、インターネットを通じて市民が〔旅行の計画を〕登録する段階で、配給の申請が遅れるなどして、市民が問題に直面したりするのを避けるためには、すべての自家用車に、一律に特別割り当てを行うことが必要であると判断した。実際、旅行の実施を登録する方法は多分に複雑であり、市民に困難が降りかかる可能性があったであろう」。

 その一方で、プールモハンマディー内相は「〈家族用ガソリン〉と〈旅行用ガソリン〉を統合する形で、メフル月〔9月23日〜〕には新たな配給制が発表されるだろう」と語った。

 ファールス通信の報道によると、新型バス1000台の公共交通網への導入を記念する式典に出席したモスタファー・プールモハンマディー内相は、〔同内相の発言にあった〕「家族用ガソリンの配給」について詳細を求めた記者らの質問に対しては、「つまり、旅行用のガソリンと、メフル月1日から否応なく市民に生じる需要とを統合したということだ」と応じた。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:11807 )