悪魔の手先、魔術を操り60人の女性を暴行した罪で今日公開処刑に
2007年09月11日付 Jam-e Jam 紙

【事件部】魔術師であると称して60人の女性を騙し、多くの家庭を破壊せしめた占い師の男に対する絞首刑が、今朝ゴム市で行われる。

 ジャーメ・ジャム紙の報告によると、この死刑囚の男が警察の捜査の対象となったのは、1384年〔2005年〕のことだった。父親が不治の病に罹ったことが理由で、この占い師の男のもとに相談にきたある20歳の女性が、この男に騙され、その悪魔のような欲望の犠牲となったことを、脅迫にもかかわらず、警察に告発したことがきっかけだった。

 建設労働者から占い師へ

 この訴えを受け、大規模な捜査が開始された。その結果、占い師の男はもともと建設労働者であったが、別の占い師の男性と知り合ったことがきっかけで、自らも占い師となったことが判明した。男はその占い師の著作をコピーし、広範に宣伝をして、女性の単純さにつけ込む形で、彼女たちを騙していた。男は女性たちを眠らせた上で、彼女たちに暴行を加えていた。

 これらの情報を得た上で、警察は若い女性の訴えを受けて占い師の男を逮捕、男には禁固1年と鞭打ち99回の刑が下された。

 娘が父親を告発

 占い師の男が刑期を終えると、この男は占い師としての活動を再開した。すると、この占い師の男の10代の娘が、父親の暴行と倫理的堕落を学校の責任者らに訴えるという事件が起こる。しかしこの事件は結局、10代の娘が祖父の仲裁で父への訴えを取り下げることで解決される。

 取材によると、その後1384年アーザル月〔2005年11月22日〜12月21日〕、今度は3人の10代の女性がバスィージ〔民兵組織〕第27地区実施センター「勧善禁悪」本部に対して、占い師の男からの暴行を訴えるという事件が起こった。この詐欺師の男が睡眠薬を飲ませることで、親類縁者であるこの3人の女性に暴行したということが判明したのだ。

 3人の若い女性は訴えの中で、問題を抱えていたために男のもとに行くと、この男は水の入ったコップを手渡し、その水を飲んだところ数分後に意識を失ったと述べている。目が覚めると、この男から暴行を受けたことに気が付いたが、このことで抗議をすると、「呪文によって生活をめちゃくちゃにしてやるぞ」と脅されたという。

 逮捕、そして死刑

 このような訴えが積み重なり、ついに男の逮捕状が再び発出された。その結果、昨年のティール月22日〔2006年7月13日〕、ヴァラーミーンにあるこの男の隠れ家が特定され、男を逮捕、するとそこから魔術や占いのための道具が多数発見され、押収された。

 取り調べの中で男は、「計略を練って広範囲に宣伝をし、単純な人々を騙した。客の体に〔呪文の〕文字を書くなどと言っては、彼女たちを欺き、その後睡眠薬を飲ませて、彼女たちに乱暴をした」と供述した。

 取材によると、男の自供、ならびに魔術師の男の悪魔的な欲望の犠牲となった女性ら60人の訴えにより、この男には11件の前科があり、そのうち2件は殺人に関係していたことが判明した。男は〔これらの前科に関して〕訴えを起こした人々とは、和解が成立しているという。

 事件調書がまとめられたことを受け、革命裁判所第1法廷でこのプロのペテン師の裁判が行われた。その結果、男には公開処刑が宣告され、さらにこの判決は、最高裁判所第32法廷によって支持された。人々をもてあそぶその他の詐欺的な占い師どもにとっての見せしめとなるべく、この悪魔のような男は今日の朝、人々の目の前で絞首刑に処せられる予定だ。

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参考記事(占い師の男、4度の同害報復刑を宣告される)

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:11885 )