アルメニア人ジェノサイド決議で本国召還されたシェンソイ駐米トルコ大使、米国へ戻る
2007年10月19日付 Yeni Safak 紙

アルメニア人虐殺決議案がアメリカ合衆国下院外交委員会において承認されたことを受けトルコへ召還されたナビ・シェンソイ在ワシントン・トルコ大使が、日曜日(21日)にワシントンへ引き返すこととなった。

トルコ大国民議会外務委員会で決議案承認の件の状況報告を行ったシェンソイ大使は、日曜日にアメリカへ戻ると明らかにし、「だが私がトルコに召還されたことは、この問題がいかに重大かを示している。なぜならアメリカがトルコへの輸出停止を決定した時でさえトルコ大使は本国へ召還されなかったのだから」と述べた。決議案が採択されるには227名の議員の賛成が必要であると説明する同氏は、「今現在この決議案を支持している議員は212名となった。つまり心理的な境界線は排除されたのだ。しかしこの取り組みを継続していく必要があろう」と話した。

Tweet
シェア


現地の新聞はこちら
参考記事:アルメニア人虐殺決議案可決で、駐米トルコ大使を本国召還

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:岩根匡宏 )
( 記事ID:12198 )