ブルガリアのトルコ系政党、民主市民党(DTP)の発言に不快感
2007年11月10日付 Hurriyet 紙

党員の大多数がトルコ系であるブルガリアの政党「権利と自由のための運動(HÖH)」は、トルコの「民主市民党(DTP)」と比較されたことに不快感を示した。「権利と自由のための運動」のグループ代表代理のレムズィ・オスマン氏は、「我々の思想が、手を血に染めたテロ組織を守る思想と同一視されたことに心を痛めています」と語った。

オスマン氏はアナトリア通信に対し、「我々はブルガリアの集権的統一構造と国旗に敬意を表し、ブルガリアの国益のために誰よりも努力する政党です」と話した。

オスマン氏は、「権利と自由のための運動」は民族政党ではないと強調し、「ブルガリア憲法では民族、ならびに宗教に基盤を置いた政党の結成が禁じられている」ことに触れ、次のように続けた。「権利と自由のための運動は、自由主義の視点をもった国民政党です。欧州自由民主改革党のメンバーです。民族的な基盤はありません。党員の大多数がトルコ系であるからといって、我々は民族政党ではありません。なぜならば我々はブルガリアの公用語がブルガリア語であることやブルガリアの統一、集権的統一構造、そして国旗を最後まで守る政治を追及しているからです」

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参考記事:民主市民党、ディヤルバクルでの決定事項、アンカラで実施へ

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:12409 )