OIC経済貿易協力常置委員会第23回会合、イスタンブルで始まる
2007年11月15日付 Jam-e Jam 紙

【経済部】イスラーム諸国会議機構(OIC)経済貿易協力常置委員会(COMCEC)の第23回会合が、同委員会及びOIC加盟各国の上級専門家らの出席の下、イスタンブルで開会した。

 IRNAの報道によると、COMCECはイスラーム諸国間の経済・貿易分野での関係拡大・協力・協調を目的として、1984年に設立された。トルコの国家計画庁の高官がIRNAに示したところによると、現在までに35カ国から総勢80名以上の関係者がイスタンブルを訪れ、昨日始まった上級専門家会合に出席したとのことである。最初の二日間(水曜日と木曜日)は上級専門家会合に割り当てられており、後の二日間(金曜日と土曜日)にはCOMCEC閣僚級会議が行われる予定である。

 イラン・イスラーム共和国からも、モハンマド・ハーディー・ザーヘディー=ヴァファー経済財政省経済担当次官を団長とする一行が同会合に参加している。イランは昨年のアーバーン月下旬〔11月中旬〕にイスタンブルで開かれた第22回COMCEC会合には、ダーヴード・ダーネシュ=ジャアファリー経済財政相を団長とする訪問団が参加していた。

 COMCEC第23回会合であがっている主な議題としては、・世界経済情勢、・OIC加盟各国の経済状況、・OIC10カ年行動計画の実施状況の検討、・WHO関連の問題、・通商優遇システムの確立に関する実施状況、・イスラーム諸国間の観光産業の発展に向けた戦略の策定、・OIC加盟各国間の貿易量の増大に向けた方策、・OIC加盟各国の証券市場間の協力の拡大、などがある。

Tweet
シェア


現地の新聞はこちら
関連記事(イスラーム諸国間の貿易、関税撤廃へ -アンカラで話し合い始まる)

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:12451 )