家出少女、6人の男の汚れた欲望の犠牲に
2008年01月28日付 Jam-e Jam 紙

家出をした10代の少女がある若い移民の男と街中で知り合った後、男とその友人らの悪魔の罠にかかった。
〔※訳注:「街中で知り合う」は直訳すると「ストリート・フレンドシップ」になり、通常「ナンパ」を示唆する〕

 ジャーメ・ジャム紙記者の報告によると、今年バフマン月4日〔1月24日〕キャラジのメシュキーンアーバード地区の住民から、近所の邸宅から怪しげな音が聞こえるとの通報が110番緊急センターに入った。

 通報を受け、第29メシュキーンアーバード分署の警察官らが現場に向かい、声が漏れている場所を見つけるべく邸宅の中に入ったところ、6人の男に囚われの身となっていた10代の少女を発見した。

 こうして、警察による電撃作戦により、少女に暴行を働いていた男らは逮捕され、彼らの魔手に捕らわれていた10代の少女が救出された。

 家出少女は警察に対して、次のように供述した。「私は家族の人たちとの喧嘩が原因で、家出をしました。私は路地裏で生活をし、夜は公園で寝泊まりしました。今から数ヶ月前、事件の現場となった邸宅の守衛を務めていた若い男と知り合いになり、時々彼に会いに行くようになりました。私は少しずつ、彼のことが好きになっていきました。事件の日、彼は私に邸宅に来ないかと行ってきました。誘いを受け、私は邸宅に行きました。悪魔の罠にかかるとも知らずに」。

 悪魔の罠

 少女はさらに、次のように続けた。「邸宅の中に入ると、私が好意を抱いていた男は私としゃべり始めました。数分後、彼の友人である5人の男が別室から邸宅に入ってきて、私に近づいてきました。私は〔怖くなって〕逃げようとしました。しかし6人の男は私に襲いかかり、脅しながら力ずくで私を暴行しました。泣き叫び、解放してくれるよう懇願しましたが、無駄でした」。

 少女の供述を受け、6人の容疑者は警察の取り調べを受け、自らが犯した罪を自白した。

 報告によると、容疑者らは昨日、キャラジ刑事検察庁第7課の予審判事による法的命令によって刑務所へ移送、本件はテヘラン州刑事裁判所第80法廷に送られた。

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( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:13004 )