ジャースク港でイルカの死体、再び
2008年02月27日付 E'temad-e Melli 紙

【ISNA】昨日ジャースクのマグサー地区の海岸〔イラン南部ホルモズガーン州〕で5頭のイルカの死体が発見され、これでイルカの大量死は3度目となった。この事件の原因はいまだに不明である。

 このことに関し、ジャースク環境局のソフラーブ・ポシュターレ局長代行は、今回の報道を認めた上で、「昨日発見されたイルカの死亡原因は現在調査段階である。死亡した4頭のイルカは普通の種で、1頭だけがネズミイルカという種類である」と語った。

 この地区でのイルカの死体発見は今回で三度目である。これより前、今年のメフル月2日〔2007年9月26日〕にはジャースク港のキャリーラク村とスィヤーヒー村の境界地帯に13kmにわたって79頭のイルカの死体が発見され、さらにアーバーン月2日〔2007年10月24日〕にも「クーフ・モバーラク」海岸で73頭のイルカの死体が見つかっており、打ち上げられたイルカの死体は計152頭にも上っている。

 海外の専門家によると、最初のイルカ大量死は基本的に漁業関連の活動が原因であるとされているが、二度目の大量死については、この地域の地形が影響を及ぼしたなど諸説があり、はっきりとした原因はいまだ不明とのことである。

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( 翻訳者:綿引香緒里 )
( 記事ID:13440 )