ベフヌード、明朝キサース刑に:映画人ら、司法権長へ執行停止を請願
2008年05月06日付 E'temad-e Melli 紙

【エッテマーデ・メッリー:ミトラー・ハルアトバリー】ベフヌード・ショジャーイーが明朝、エヴィーン刑務所内の絞首台に向かう予定である。そのような中、映画や舞台、テレビで活躍するアーティストたちは司法権長に対し執行停止を求めている。

 これより前、ベフヌードへのキサース刑〔同害報復刑〕の執行日が明らかにされたことに呼応する形で、アムネスティ・インターナショナルとEU議会はそれぞれ声明を発表、刑の執行停止を求めていた。

(中略)

 〔ベフヌードの弁護士の一人である〕モハンマド・オウリヤーイー=ファルド氏は、「刑の執行停止に向け多くの努力をしてきたが、いまだに望むような結果は得られていない」と述べ、さらに続けて次のように語った。「このような流れの中、ベフザード・モハマディー、ベジュマーン・バーゼギー、カームビーズ・ディールバーズ、サーム・デラフシャーニー、ジャヴァード・ハーシェミー、ジャヴァード・アーベディー、ショフレ・ロレスターニー、ベフヌーシュ・タバータバーイー、及びプーヤー・アミーニーなどをはじめとする映画や舞台、テレビで活躍するアーティストたちも、ベフヌードへのキサース刑の執行停止を司法権長に求めている。刑の執行が停止されれば、〔キサース刑を要求する〕被害者遺族から〔同刑の免除について〕同意を得るための和解協議の可能性も開かれる」。

 事件は84年モルダード月27日(西暦2005年8月18日)の23時に発生した。喧嘩の末19歳の若者が死亡したとの通報を受けた〔テヘランの〕ヴァナク分署の警察官が事件現場に急行すると、ベフヌードという名の17歳の青年がアフサーン(19歳)と喧嘩をし、ベフヌードがアフサーンをジュース瓶で殴打、彼を死に至らしめていたことを発見した、というもの。

(中略)

 〔ベフヌードのもう一人の弁護士である〕モスタファーイー氏は、「殺人の罪に問われている18歳以下の被告人に対する判決の理由や根拠が、これまで示されたことはなかった」とした上で、次のように続けた。「裁判官が《子どもの権利条約》や《市民的及び政治的権利に関する国際規約》に全く注意を示していないことに、驚くほかない。罪を犯した時の年齢が18歳以下である子どもたちへの死刑を禁止するこれら二つの条約・規約を、イランはすでに受け入れているにもかかわらず、である」。

(後略)

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( 翻訳者:弘原海みどり )
( 記事ID:13790 )