世界最速の水中ミサイル《フート》の発射実験、成功
2008年07月12日付 E'temad-e Melli 紙

【エッテマーデ・メッリー】革命防衛隊海軍による世界最速の水中ミサイルの発射実験が「偉大なる預言者3」軍事演習にて成功裏に行われた。水曜日の朝に革命防衛隊空軍による9発の中距離及び長距離ミサイルの発射実験が成功裏に行われ、その後同様のミサイルが数本発射されたのに続き、海上演習においても革命防衛隊による「地対海」、「水面対水面」、「海対空」の各種ミサイルの発射実験が行われた。

 「偉大なる預言者3」海上演習では、《フート》(大魚)と名付けられた世界最速の水中ミサイルの発射実験も行われ、無事成功に終わった。アメリカでさえこれまで製造に至っていないフート・ミサイルは、秒速100メートルの速度で進み、いかなる艦艇であれ、たとえ対水中ミサイル・システムを備えていたとしても、それを避けることは不可能である。今回の海上演習では上記のミサイルの他、革命防衛隊空軍が保有する中距離及び長距離ミサイル数発の発射実験も行われた。

 革命防衛隊海軍及び空軍による《偉大なる預言者》海上・ミサイル演習ではさらに、射程距離350キロメートルの長距離地対海ミサイルの発射実験が行われ、見事所期の標的に命中した。

 また同様に、革命防衛隊海軍の中でも地対海オペレーションを担っている特別部隊によって、極めて大型の地対海戦術ミサイルの発射も行われた。

 本紙が伝えるところによれば、第3回《偉大なる預言者》軍事演習は昨夜、各種中距離及び長距離ミサイルの発射が行われ、それらのミサイルは悪天候の中でも所期の標的の方向へ確実に飛行する能力を示した。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
関連記事(シャハーブ3ミサイルの発射実験、成功)

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:柴田愛子 )
( 記事ID:14285 )