正午12時までにすでに500万人以上が投票:内相が明かす
2009年06月12日付 Jam-e Jam 紙


ジャーメ・ジャム・オンライン版12時21分付

内相は記者団を前に、「正午12時までに、500万人以上が大統領選挙に参加し、投票を済ませた」と語った。

 ジャーメ・ジャム・オンライン記者の報告によると、サーデグ・マフスーリー内相は金曜日朝、国の選挙本部に姿を現し、各部門を視察した後、記者団の質疑に応じた。正午12時時点で今回の大統領選に参加した投票者の数について質問を受けた内相は、「すべての投票所がオンラインで接続されているわけではなく、また移動投票所も1万4千以上にのぼるため、投票者の正確な数は現時点では分からない。ただ、記録された票の数をみる限り、これまでに500万人以上の有権者が投票を行った模様だ」と答えた。〔※全有権者数は約4620万人〕

 同内相はさらに、「われわれの予想では、投票率は70%以上になるだろう。これまでに届いた報告によると、国民の選挙への参加は極めて熱烈かつ歓喜に満ちており、国民は宗教的人民主権体制への支持を強調しつつ、これまで例のないほど盛大に投票所に足を運んでいるようだ」と強調した。

 ある記者から、〔無効票を多くするために〕時間が経つとひとりでに消えてしまうボールペンが〔投票所で〕用いられるのではないか、との噂が流れていることについて質問を受けたマフスーリー内相は、「そのような噂があることは知っている。われわれとしては、自分のボールペンを用意して投票を行うよう、投票者全員に勧めている」と答えた。

 昨晩、「一部からあるメッセージが送られた」とする噂が流れたが〔※〕、最高指導者は本日朝、投票を済ませた後そのことに言及して、悪意ある者たちによって流された噂には気を留めることなく、公共のメディアが報じる正確な情報だけを信じるよう、国民に呼びかけている。
〔※訳注:この「噂」がいかなるものか不明だが、ラフサンジャーニー公益判別評議会議長の抗議の書簡に対して、ハーメネイー最高指導者が何らかの回答を行ったとする噂だと言われている〕

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( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:16674 )