「ムーサヴィーは権力と富のマフィアによって暴動へと煽られている」
2009年06月17日付 Iran 紙

パルトウ誌の編集長は、「ムーサヴィー自身、選挙結果にいかなる不正もなかったことを知っているはずだ」とした上で、「ムーサヴィーは権力と富のマフィアによって、暴動へと煽られている」と述べた。

 イマーム・ホメイニー協会学術委員会の委員を務めるガーセム・ラヴァーンバフシュ編集長はファールス通信とのインタビューの中で、テヘランでのムーサヴィー支持者らによる違法デモに触れ、「ムーサヴィーは選挙演説で自身を遵法者とする一方、第9政権〔=アフマディーネジャード政権〕に対しては法を無視しているといって非難した。しかし、テヘランで違法なデモを行い、イランの若者たちが殉教するという事態を招いているのは、彼の方だ」と述べた。

 同氏はテヘランでの騒乱に関わった一部の反乱分子が拘束されたことについて、「私の考えでは、アフマディーネジャードとムーサヴィーの〔テレビ〕討論に怒り、恐怖を感じた人々が、今日アフマディーネジャードと彼の大勝利に復讐するために、市民の財産に損害を与え、選挙の健全性に疑問を投げかけているにすぎない」と付け加えた。

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( 翻訳者:阿部初音 )
( 記事ID:16764 )