ハーメネイー最高指導者、選挙に関して重大発言:テヘラン金曜礼拝で
2009年06月20日付 E'temad-e Melli 紙


アーヤトッラー・ハーメネイー・イスラーム革命最高指導者は、昨日テヘランで行われた金曜礼拝での団結を呼びかける歴史的な演説の中で、きわめて重要な発言を行った。その中で同師は、神の助けとそれに対する信頼、そして平穏の拡大こそ、信仰心篤きイラン国民が誇りをもって、過去30年間の嵐のごとき数々の出来事をくぐり抜けてきた秘訣であると述べた。

 ハーメネイー最高指導者はまた、選挙戦とその後の様々な問題について説明を行いつつ、「ホルダード月22日〔6月12日〕の国民の〔選挙への〕比類なき伝説的参加は、国民の〔体制に対する〕信頼と希望、喜びを大いに示すものであり、敵にとっては政治的激震となった。それはまた、イランと革命の友にとっては、歴史的祝祭の日でもあった。投票に参加した4千万人の熱烈かつ意識の高い人々はみな、イマーム〔・ホメイニー〕と革命、そして殉教者たちに票を投じたのであり、4人の候補者はいずれも、イスラーム体制の一部である。それゆえ、すべての国民は明確な形で存在する現行法の枠組みの中で、諸問題の解決を図らねばならない」と強調した。

〔中略〕

 最高指導者は信仰心が篤く、意識の高いイラン国民を賞賛しつつ、4千万人近い親愛なる国民がホルダード月22日の投票に参加したことは、国民の「責任感と〔政治に対する積極的な〕参加への心意気」を大いに示すものであるとした上で、「85%という前例のないほど多くの人々が選挙に参加した〔ホルダード月22日〕は、人々が心を一つにしてイスラーム体制への愛を宣言した、熱き伝説の日であった。それは、イラン国民とイスラーム共和国体制に対する神の慈悲・慈愛と《時代の主》〔=お隠れ状態にあるとされる第12代イマームのこと〕の恩寵を示すものである」と語った。

 アーヤトッラー・ハーメネイーは、全国の若者たちが第10期大統領選挙にあふれんばかりの「熱烈さと見識」を持って参加したことは、革命第一世代の「政治的責任感」が今日の若い世代にも受け継がれていることを表すものだと述べ、「心の底から、イラン国民と若者たちの偉大さに敬服いたします」と語った。

 イスラーム革命最高指導者は、国民の間にある趣向の違いによって、大統領選ではそれぞれ別の候補者に票が投じられたことに触れて、「国民の様々な見解(票)の背後には、国と体制を守ろうという集合的な責任感が脈打っている。老若男女、様々な民族や宗教の信徒たち、都市と農村、〔すべての社会階層の人々が選挙に〕参加したことは、忘れ難き伝説を〔歴史に〕書き残した。それは、イランと革命の敵にとっては政治的激震であり、世界中のイラン国民の友にとっては現実的かつ歴史的祝祭である」と述べた。

 最高指導者はまた、ホルダード月22日の選挙に4千万人の人々が参加したことはイマームと革命、そして殉教者たちへの忠誠を示そうとする、国民全体による運動の現れであるとした上で、「この大いなる運動によって、イスラーム体制は進歩と矜恃の道へ向けてリフレッシュすることができた。宗教的人民主権の真の意味を、体制に悪意をもつ者たちの目の前に突きつけることができた」と語った。

 アーヤトッラー・ハーメネイーは、「信頼、自由、希望、歓喜」を伴った国民の大統領選挙への参加は、抑圧者たちのメディア〔=海外メディア〕の敵意に満ちたプロパガンダに対するイラン国民の回答だとして、次のように指摘した。「イスラーム共和国の最大の資本であるところの、体制に対する国民の信頼は、ホルダード月22日の選挙で再び顕わとなった。イスラームとイランの敵は、選挙に疑いを差し挟むことで、この国民の信頼を動揺させ、人々の参加を減らし、体制の正統性に疑問を投げかけようとしている。もしこのような邪悪な目的が実現されたならば、その損害たるや、他と比べものにならぬほど大きなものとなるであろう」。

 最高指導者は、ホルダード月22日の選挙では不正が行われるとする抑圧主義諸国の数ヶ月間にわたるプロパガンダについて言及した上で、「ファルヴァルディーン月1日〔3月21日のイラン暦正月〕の演説で、敵は〔選挙での〕不正について繰り返し口にしていることを、私は国内のよき友人たちに指摘した。外国人どもは、過去30年間にわたって体制とその責任者たちがその実績において獲得してきた信頼というものに、疑問を投げかけようとしているからだ」と続けた。

 ハーメネイー最高指導者は選挙宣伝期間中、各候補者たちはきわめて自由かつ真剣に選挙戦を戦ったと指摘、特にテレビ討論会では隠し事のない率直な議論が戦わされたとした上で、「4人の尊敬すべき大統領選候補者たちによる激しい戦いは、イスラーム体制に属する諸党派による戦いであった。しかし汚らわしきシオニストどもに属するメディアは、全くのウソをでっち上げては、この戦いを反体制派と親体制派の間の抗争であるかのように示そうと躍起になっている」と述べた。

 アーヤトッラー・ハーメネイーは、4人の大統領候補者たちのことは、私自身がよく知っているとした上で、「そのうちの一人は、勤勉で働き者、苦労を厭わぬ信頼の置ける大統領であり〔=アフマディーネジャード〕、別の一人は私が大統領であった時代、8年間にわたって首相を務めた人物であった〔=ムーサヴィー〕。また別の一人は、革命防衛隊の総司令官を務め、聖なる防衛〔=イラン・イラク戦争〕で指揮を執って活躍した人物の一人であり〔=レザーイー〕、もう一人は二期にわたって国会議長を務めた人物である〔=キャッルービー〕。それゆえ、これら4人はいずれも体制の一員であり、体制に属した人物である。彼らの戦いは、シオニストやアメリカ、イギリスのメディアによる汚れたプロパガンダとは反対に、体制内部の戦いなのである」と述べた。

 イスラーム革命最高指導者は4候補者の見解や政治的方向性、政権構想の違いについて指摘した上で、「この見解の違いは、体制内部の意見の違いである。もちろん、私はそのうちの一部の方が、他に比べて国にとってより適切だと思ってはいるが、自分のそのような考えや判断を国民に明かしたりはしてこなかったし、国民が私の意見に沿って行動する必要もなかった。なぜなら、選挙は国民のものだからであり、その結果は国民の判断にもとづいて決められるものだからだ」とした。

 ハーメネイー最高指導者はさらに、テレビ討論は実に興味深い新たな試みだったと評価した上で、「隠し事のない、真剣かつ率直な討論は、選挙戦など無意味だとする外国人のプロパガンダを無力なものにした」とし、討論の肯定的な点として、各候補者が真剣かつ率直に意見を語り、批判に対して弁明を余儀なくされ、自らの立場を明確化させたことにあると指摘、「討論やその他の宣伝番組を見ることで、国民は判断力を手に入れた。イスラーム体制は国民に対する隠し事をもたないということ、国民を疎外させるものではなく、国民の選ぶ権利を真に尊重する体制だということを、国民は感じ取ったのだ」との認識を示した。

 最高指導者は、討論は国民の表現の自由や意識の涵養、選択力の向上に資するとの見方を示し、討論の内容が街角や各家庭でも議論されたことを指摘した上で、「これまでの選挙に比べて1000万票も投票数が増えた要因の一つは、間違いなく国民の意識が選挙への参加に前向きだったからである。この点から見て、〔今回国営放送で行われた〕テレビ討論は好ましいものだったと言える」と語った。

 その上でアーヤトッラー・ハーメネイーは、政府レベルでこの種の討論を続けることが必要だとの見方を示し、「すべての人、すべての責任者が批判に遭遇し、説明責任を果たすためには、討論の否定的側面を取り除いた上で、それを今後も続けることが必要だ」と述べた。

 ハーメネイー最高指導者は、討論の否定的側面として、互いに対する嫌悪感や憎悪が生まれたこと、流言の類に依拠した議論が行われたこと、論理的な側面が乏しく、感情的な議論が行われたことなどを指摘し、このような欠点に不快感を表した上で、「残念なことに、討論では時に個人攻撃が見られた。現政権の貢献に対して極端な誹謗が行われ、逆に過去の政権の功績を誹謗するような行為も行われた。各候補者の支持者たちの間で、興奮した状態や懸念の声などがあがった」と述べた。

 アーヤトッラー・ハーメネイーはさらに、討論の両者〔アフマディーネジャードとムーサヴィー〕とも過ちを犯したことを指摘し、次のように述べた。「一方〔=ムーサヴィー〕は、法的に選ばれた大統領に対して、最も直接的で、言うのも憚られるような誹謗中傷を行った。政権の実績を偽り、国民の票によって選ばれた大統領を、迷信を口にする嘘つき、占い師などと呼び、道徳や法、公明正大さを踏みにじった。もう一方〔=アフマディーネジャード〕も似たような行動を行った。革命30年間の輝かしき功績を否定的に扱い、体制のために人生を賭けてきた人々の人格に疑問を投げかけ、司法によって証明されていないような非難を口にした」。

 イスラーム革命最高指導者はさらに、〔アフマディーネジャードが〕ハーシェミー=ラフサンジャーニー師やナーテグヌーリー師の周辺の人々の金権腐敗について論争を引き起こしたことを批判した上で、「もちろん、この両名自身が金権腐敗に関わっていると批判している者は、誰もいない。しかし、司法など法的機関で証明される前に、彼らの親類縁者についていかなる〔嫌疑の〕主張も、メディアの前で行うべきではない。そのような行為は、社会、なかでも若者たちに誤った理解を植え付けることになるからだ」と指摘した。

 ハーメネイー最高指導者は、自分はハーシェミー=ラフサンジャーニー師と、同師の革命と体制に対する貢献について、50年以上も前からよく知っていると指摘した上で、「ハーシェミー=ラフサンジャーニー師はシャー抑圧体制との闘争の時代、革命運動に最も真剣に取り組み、活躍した人物の一人であり、革命後もイマームとともに最も影響力を持った人物の一人である。彼は何度も、殉教の手前まで行ったことがある。偉大なるイマームが崩御された後も、今日まで最高指導部の傍らで活躍し続けている」と述べ、さらに次のように付け加えた。「ハーシェミー師は革命前、闘争のために私財をなげうった。革命後の30年間も、様々な責任ある役職を担い、最もセンシティブなときも革命と体制に貢献してきた。革命〔の成果〕を用いて私腹を肥やすような人物では決してない。国民はこのことに、もっと注意を払うべきだ」。

 アーヤトッラー・ハーメネイーは同時に、様々なことでハーシェミー=ラフサンジャーニー師と意見が対立することは当然のようにあると述べ、「この意見の対立は自然なことであって、このことをもって妄想に駆られたり、何か別のことを邪推したりしてはならない」とし、さらに次のように付け加えた。「ハーシェミー師と現大統領の間では、84年〔2005年〕から、外交問題や社会的正義の実現方法、その他文化問題などで、さまざまな意見の対立が存在してきた。もちろん、大統領の見解が私により近い」。

 イスラーム革命最高指導者はまた、ナーテグヌーリー師も革命に勤勉に奉仕してきた人物の一人であるとした上で、「体制と革命に対するナーテグヌーリー師の愛に疑いを差し挟む余地はない」と語った。

 アーヤトッラー・ハーメネイーは討論が引き起こした様々な害悪を取り除く必要があると再び強調した上で、「〔アフマディーネジャードとムーサヴィーのテレビ討論があった〕当日以降、私の方からも大統領に対して注意を行った。〔大統領の発言は〕影響が大きいのを知っているからだ」と語った。

 ハーメネイー最高指導者は金権腐敗の調査・撲滅に真剣に取り組むことは体制の〔基本的〕スタンスであると繰り返しつつ、「もし経済的な腐敗が国に存在しないのであれば、数年前に8項目からなる書簡を三権の長に送るようなことはなかった。とはいえ、イスラーム共和国は政治的・社会的な観点から見た場合、世界で最も健全な体制の一つであることに疑う余地はない。シオニスト関連機関の主張を信じて、イランを腐敗に満ちた国であるなどと非難してはならない。金権腐敗に関して、理由もなく責任者たちに疑惑の目を向けてはならない」と語った。

 イスラーム革命最高指導者は、これまでの演説のまとめとして、次のように述べた。「親愛なるイラン国民はホルダード月22日、歴史的・世界的な伝説をつくり上げた。しかし一部の敵は、この体制の絶対的勝利を国民的敗北に変えようと狙っている。彼らは、選挙を疑わしいものであるかのように見せることで、世界で最も高い投票率の選挙が〔イラン〕国民の名の下で記録されることのないよう、画策しているのだ。しかし、記録は作られた。この現実を変えることは、誰にもできない」。

 アーヤトッラー・ハーメネイーはさらに続けて、「4人の尊敬すべき候補者の誰か一人に投票した人は、みな革命の戦線の内側にいる人々である。彼らはみな、体制に属している。彼ら全員が神の報酬を受けるだろう。革命の戦線には4千万人の票が集まったのであって、選ばれし大統領に投票した2450万人の票ではないということを、指摘しておかねばならない」と国民に訴えた。

 イスラーム革命最高指導者はまた、「イスラーム共和国体制は国民の票を裏切るような体制ではない。我が国の法的な選挙システムには、不正を許すようなものは存在しない。ましてや、1100万票もの不正などあり得ない」と国民に請け合い、次のように続けた。「同時に、護憲評議会には、疑いを抱いている人たちから提出された報告については、必ず調査を行い、必要とあらば、票の再集計を各候補者立ち会いの下、行うよう通達している」と述べた。

 ハーメネイー最高指導者は、法的チャンネルこそ提出された疑問を調査する唯一の道であるとし、「私が不法な逸脱(ビドア)に屈することはない。どの選挙でも、一部は敗者になる。法的な枠組みが崩れれば、今後どのような選挙も例外なく、信頼のできないものとなるからだ」と強調した。

〔中略〕

 アーヤトッラー・ハーメネイーはまた、政治関係者、各候補者、政党関係者などに向けて、「いま、国の歴史にとってきわめて重大な瞬間を迎えている。世界、中東、近隣諸国の状況、さらには世界の経済情勢を見渡せば、われわれが歴史的な地点にいることが分かる。それゆえ、この歴史的段階にあって、理性を失わず慎重な対応を行い、過ちを犯さないことが、われわれ全員に求められている」と指摘、国民は選挙において〔投票という〕自らの義務を正しく実行したと述べた上で、「政治関係者や世論に何らかの影響力を持つ人々は、自らの言動にきわめて注意深くあらねばならない。少しでも度を過ぎたことをすれば、それは国民全体に広がり、収拾することが不可能になってしまうような重大かつ危険な状況を将来してしまうからだ」と注意を促した。

 革命最高指導者はさらに、いかなる過激な行動も別の過激な行動へと伝染すると指摘、「もし政治指導者が法を踏みにじるようなことを行えば、望むと望まざるとに関わらず、〔その結果引き起こされた〕血や暴力、混乱の責任を取らねばならなくなるのは、彼ら自身だ」と声を荒げ、次のように付け加えた。「古くからの友人・同胞すべてに告ぐ。心のゆとりを持って、自らを律すべし。敵ども、藪に隠れて獲物を虎視眈々と狙う飢えたオオカミどもの触手に気をつけられよ。彼らは今や、《外交》という仮面を徐々に脱ぎ捨てつつある」。

〔中略〕

 ハーメネイー最高指導者はまた、路上での抗議集会こそ、影響力の浸透を狙うテロリストどもにとって格好の隠れ蓑となる〔‥‥〕と指摘、さらに次のように付け加えた。「もしこのような集会でテロ行為が行われたとしたら、その責任は誰が取るのか?最近命を落とした一般人や〔デモに〕かり出された人々の責任は誰が取り、どのような説明を行うのか?テロへの感情的な反応に対して、どのように申し開きをするのか?」

 ハーメネイー最高指導者はさらに、テヘラン大学寮で発生した事件を強く非難した上で、「大学寮に行き、信仰心篤きヒズブッラーな若き学生たちを、あろうことか最高指導部の名を叫びつつ襲撃するような行為は、人間を深く悲しませる行為だ」と指摘した。〔※〕
〔※テヘラン大学寮が「私服」と呼ばれる暴力集団によって襲撃された事件を指す。学生運動などが起こると、それを鎮圧するためにしばしば現れるが、正体は不明。ハーメネイー師が「テロ」と呼ぶのも、これを指しているものと思われる〕

 アーヤトッラー・ハーメネイーはさらに、選挙後の力にものを言わせた路上での〔抗議〕行動は、実際のところ選挙と人民主権の原則への挑戦だとした上で、「このような誤った方法はやめるよう、すべての人に呼びかける。もしやめなければ、その結果生じた混乱の責任は、彼ら自身に帰せられるだろう」と警告、次のように付け加えた。「路上行動を起こしても、反体制的な圧力とはなり得ない。公益のためと称して、体制責任者が彼らの望みに屈することはあり得ない。なぜなら、このような不法な要求に屈することは、一種の独裁の始まりだからだ」。

〔中略〕

 アーヤトッラー・ハーメネイーはまた、一部の欧米諸国当局者が取った態度について触れ、次のように述べた。「選挙が始まる前、西側メディアや政府関係者らは選挙に疑いを差し挟み、国民の選挙への参加を色褪せたものにしようと画策した。しかし4000万人もの人々が選挙に参加したことで、西側メディア・当局はショックを受けた。彼らは新たな一章がイラン・イスラーム共和国に生じつつあることを理解し、受け容れざるを得なくなった」。

 イスラーム革命最高指導者はその上で、選挙後生じた一部の抗議運動や問題について触れ、「このような状況下で、一部の西側当局者は千載一遇のチャンスとばかりに、流れに便乗しようとした。彼らの口調が変わった。徐々に〔偽りの〕仮面を脱ぎ捨てるようになった」と指摘、さらに次のように続けた。「週の初め、一部の西側諸国の首脳や外相たちは、イスラーム体制に対する敵意を顕わにし始めた。なかでも最も汚らわしきは、イギリス政府である」。

 ハーメネイー最高指導者は一部の米政府当局者が、「人々が路上になだれ込む日を待っていた」とする発言を行ったと指摘した上で、「このような発言の一方で、あちらからはイスラーム共和国に敬意を示し、関係〔改善〕に前向きな内容の手紙もやってきた。どっちを信じろというのか」と述べた。

 革命最高指導者はさらに、「他方、国の内部では外国分子が活動を活発化させ、破壊行為や放火、公共・私有財産の略奪、平穏な生活の破壊などの行為を始めた。もちろん、これらの破壊活動は、市民や各候補者の支持者らとは無関係だ。そうではなく、イラン国民に悪意をもつ者たち、西洋諸国やシオニスト体制のスパイ機関によって雇われた傭兵・傀儡どもによる行為だ」と強調した。

 ハーメネイー最高指導者はさらに、「このような状況は敵どもを色めき立たせた。彼らは某シオニスト資本家が数千万ドル出せば、一部の小国と同じように、イランでもビロード革命が可能だなどと想像している。しかし無知なる敵どもにとって根本的な問題は、彼らがいまだ、イラン国民が何者であるかを知らないということである」と指摘した。
〔※ここで言及されている「某シオニスト資本家」とは、ユダヤ系アメリカ人ジョージ・ソロスのことだと思われる〕

〔後略〕

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:16774 )