ラマザン月恒例のナツメヤシ、お値段様々
2009年08月16日付 Zaman 紙

ラマザン月の始まりが近づく中、イフタール(断食を解く日没後の食事)に欠かせないナツメヤシが店頭に並び始めた。イランを筆頭にチュニジア、アルジェリア、サウディアラビアから輸入される様々なナツメヤシが今年もイフタールを彩るだろう。
今年のナツメヤシの店頭値段は、1キロあたり5リラから90リラまでとさまざまで、顧客は好みのナツメヤシを買うことができる。ただし、今年のラマザンは8月という暑い季節にあたっているので、暑いなかではいたみが早く、平均5リラから売られているイラン産のナツメヤシの輸入が減っていると言われている。

ラマザン月が暑い季節に来ることがナツメヤシの売り上げに悪影響を与えるだろうと述べる商人は、売り上げが昨年に比べて減るだろうと考えている。経済危機と暑さのため、多くの商人は、「ナツメヤシが売れ残る」という不安によってナツメヤシの仕入れを少なくしている。ラミで食品問屋をしているヌリ・サヴァシン氏は、暑さのためにナツメヤシの売り上げが落ちると計算して、今年はナツメヤシの仕入れを少なくした。昨年120トンのナツメヤシを輸入したと述べたサヴァシンは、今年は50トン購入すると述べた。

ナツメヤシは、出荷前に、柔らかくなるようにブドウ糖で処理されると説明したサヴァシンは、この処理のためナツメヤシが店頭で長くもたないとのべ、「ブドウ糖で処理されたナツメヤシは暑さで腐りやすくなる。このため商人は、ナツメヤシが腐るといって注文を少なくしている。」と述べた。経済危機の影響が市場ではまだ続いていると述べたイルバイラル食品の社長セルジャン・シムシェキ氏もナツメヤシの売り上げが減る理由が暑さと経済危機であると述べた。一方、エミニョニュ地区のエジプト市場の商人は、客の注意を引くため、ナツメヤシをアーモンド、ヘーゼルナッツとくるみのような乾燥果物で飾っている。この他にも、ナツメヤシの体への効用を説明する一種の説明書きが店頭に飾られている。

■最も安いのはイラン産、最も高いのはメディナ産の「アジヴェ」

イフタールで欠かせないナツメヤシの価格も種類によって様々である。イラン産のナツメヤシは、キロあたり5リラであり、メディナのナツメヤシはというと15から20リラで売られている。イラン産のナツメヤシの次によく売られているのは、チュニジア産のナツメヤシで、8から10リラで売られている。2種類あるアルジェリア産のナツメヤシは、枝つきのものが15リラから売られている一方、枝なしは10リラからはじまる。メディナ産のナツメヤシは、20から25リラであり、エルサレム産のナツメヤシの価格は35から40リラである。メディナから輸入された「アジヴェ」という種類のナツメヤシはというと90リラで売られている。

天国の果物として知られるナツメヤシはたくさんの効果があると言われている。多量の糖分を含んでいるためエネルギーを作るナツメヤシは、ミルクと共に食べると老人にもエネルギーを与える。貧血の薬ともなり、また腸の活動を活発にするこの果物は、体と脳の疲れを取る。さらにガンを予防する特徴もある。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:17205 )