「改革派の被告どもは極刑に処すべきだ」:サーレク氏
2009年08月05日付 E'temad-e Melli 紙

アフマディーネジャードを支持する原理派の面々は、土曜日の裁判の後、一斉に「改革派の被告たちの告白」と呼ばれるものについてコメントを発表、「改革派は外国人たちとつながっている」「改革派はカラー革命を起こそうとしている」とする自らの従来の主張の正しさが証明されたとの認識を示している。

 このことに関し、「闘う宗教指導者協会」の一員で、アフマディーネジャード支持者の一人であるアフマド・サーレク氏はモハンマド・アトリヤーンファル被告に関し、次のように述べている。「アトリヤーンファルは尊敬すべき家系の人物だが、革命後思想的に転向してしまった。その結果、彼は一連の政治問題で、関係を持った人々とともに、政治的逸脱へと引き込まれていった。この逸脱の結果がいかなるものであったか、それこそが今日法廷で目撃していることに他ならない」。

 サーレク氏は、先の暴動を主導した指導者たちが革命裁判所で裁判にかけられていることについて、「第10期大統領選後の暴動を主導した思想集団に対する裁判は、イラン・イスラーム共和国の力を証明するものだ」と語った。

〔中略〕

 サーレク氏は、アブタヒー及びアトリヤーンファル両被告の告白は過去数年間、いかなる流れが長期的かつ秘密裏に練られてきたかを示すものだとした上で、「最近の騒乱は、ソフトな体制転覆を起こそうと練り上げられてきた15年間の策謀の結果である。今回の一連の暴動は、聖なるイスラーム共和国体制に対する裏切り・敵対行為の根深さを示すものであった」と述べた。

 同氏はその上で、「今回の裁判で期待するのは、人民の権利を真剣に守ってもらいたい、正確な調査を行った上で被告どもを極刑に処してもらいたい、ということだ。また、今回の暴動で被害を受けた人々の訴えについても、きちんと耳を傾けてもらいたい」と注文を付けた。

〔後略〕

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( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:17270 )