超音速戦闘機「サーエゲ」5機のフライトに成功:国防相が発表
2009年10月11日付 Iran紙


国防軍需相は戦闘機「サーエゲ(稲光)」5機、ならびにヘリコプター「ティーズタク(俊足)」2機のフライトが無事成功したことを発表した。

 メフル月19日〔西暦10月11日〕のハーメネイー軍統合最高司令官の国防省付属イラン航空機製造社(HSA)ご来訪記念日に合わせて行われた特別式典で、国軍総司令官のサーレヒー少将、及び国防軍需相のアフマド・ヴァヒーディー司令官が見守る中、超音速戦闘機「サーエゲ」2機〔※5機の誤り?〕とヘリコプター「ティーズタク」2機のイラン・イスラーム共和国軍航空部隊への編入が行われた。

 力強く勇壮なサーエゲによるデモンストレーション飛行が行われたこの式典で、ヴァヒーディー司令官は演説を行い、各種航空機及びヘリコプターの設計・製造における国防省の高度な能力を指摘した上で、「極めて複雑かつ先進的な技術を用いた戦闘機サーエゲの設計・製造は、HSA社及び国軍航空部隊に勤務する国防省の優秀で誇るべき航空専門家たちの止むことのない努力・協働の結果、誕生したものだ」と胸を張った。

 ヴァヒーディー国防相はさらに、サーエゲの製造は国防省航空産業と軍の心を一つにした協力の象徴だとした上で、「我が国の国防産業の驚くべき進歩の数々は、国民的自信の偉大なる現れである」とも述べた。

 同相はまた、軍統合最高司令官が訪問先のノウシャフルで述べられた「イランの軍事演習、ミサイル、先進的な国防装備はいずれも、近隣諸国を含む世界のどの国にとっても脅威とはならない」との最近のお言葉に触れ、「イランの防衛ドクトリンは、効果的な抑止を基本としている。イスラーム共和国は地域の恒久的な平和・安定以外の何物も追及していない」と語った。

 同相は「イラン・イスラーム共和国は地域諸国の中でも、最も軍事費が低い」とし、さらに「われわれの軍備は、あらゆる軍拡競争を自制し、自国の能力・技術に依拠し、国土の力強い防衛という制限を設けて行われているものだ」とも述べた。

 ヴァヒーディー国防相はその上で、「われわれは『国家20年ビジョン』及び『第5次5カ年計画』の目標達成に向け、『研究中心主義』と『新たな創造』を掲げつつ、基礎的国防能力の一層の強化のために、これまでの〔軍事〕力の完成へと邁進する」と明言した。

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(翻訳者:斉藤正道)
(記事ID:17655)