1LDKタイプの小型住宅、増加中
2009年12月08日付 Hurriyet 紙

ワンルームタイプと1LDKタイプの住宅が住居用として、また投資用として増加しつつある。


技術建築局のウムト・ドゥルバカユム副局長は、このような小型タイプの住居が好まれることについて、投資先の選択の変化と同様、1人暮らしを望む人々の増加が影響していると述べた。

ドゥルバカユム副局長は、ヨーロッパやアメリカで見られるように、トルコの大都市においても経済的自由を謳歌する若者は1人暮らしを望むことや、結婚する平均年齢の上昇によって1世帯あたりの人数が減少したことが、1LDKおよびワンルームの小型タイプの住宅への需要を高めていると述べた。また冷暖房費の節約や掃除が簡単になるといったこともこうした小型タイプの住宅を選択する要因になっていると表明した。

ウムト・ドゥルバカユム氏は次のように述べている。「結論として、消費者は家を買うことよりも、そのお金でより良い水準で生活することを望んでいる。中長期の多額のローンという重荷を背負って住宅を買うよりも、身の丈にあった価格の小型タイプの住居を購入することが好まれている」

同氏は1998年に短期間ではあるが、経営プログラムを学ぶために渡ったアメリカで、このような小型タイプの住居を調査する機会があったと述べ、次のように話した。

「人口密度が高い大都市に住む人々は、小さな部屋を可能な限り有効に使って生活していることを学んだ。イスタンブルに戻った際、同じようなタイプの住居を建設するかどうか明確な答えが出せないでいた。しかし2005年までの間に、住居を求める要望は雪崩のように大きくなり、またアメリカでそうであったように、最小限の住居で最大限の利便性を確かにするような生活様式を手にすることができると考えた。この時までイスタンブルでも1LDKタイプの住居は建てられてきた。しかし大規模プロジェクトに対するウェイトは大きくはなかった。プロジェクトではただ多種多様であれということで、わずかな数の1LDKタイプの住居が作られてきたのだ。2004年のアップヒルコート・アタシェヒル・プロジェクトが実施されようとした時、実際の条件も考慮して1LDKタイプの住居を増やした。さらにその後立ち上げたすべてのプロジェクトで、最初に売れるのは、また非常に需要が高いのはこのような小型住宅であることが分かった。最近のアップツインズ・デラックス・レジデンス・プロジェクトで扱うのはすべて小型住宅である」

(後略)

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( 翻訳者:高岡望結 )
( 記事ID:18034 )