メッカ巡礼者たち、ワールドカップ最終予選から生じたアルジェリアとエジプトの不和を乗り越えて祝意を交換
2009年11月30日付 Al-Ahram 紙

■ 〔俳優〕ムハンマド・スブヒーは全面ボイコットを求め、〔アルジェリア出身の歌手〕ワルダはカイロからの強制退去を否定
■ アルジェリアとエジプトの巡礼者たちは両国間の政治・大衆レベルでの緊張にもかかわらず、犠牲祭の祝辞を交換

【カイロ:本紙フサーム・アブー・ターリブ記者】

2010年開催のFIFAワールドカップへの予選出場をかけた戦いと、それに続いた暴力事件の影響で、エジプトとアルジェリアの両政府が関係断絶状態にある中、 今年のメッカ巡礼では苦難〔注:集中豪雨による水害〕に見舞われたにもかかわらず、エジプト人巡礼者たちは両国民間の破壊された架け橋を再び補修しようとしている。

聖地メッカから伝えられる情報によれば、両国の巡礼者たちはメディアや外交の場で繰り広げられている争いには背を向けて、お互いに祝辞を交換し合っている。そのような争いは遅かれ早かれいずれ収束するものであるし、何よりも彼らは今、聖地に立っているのだからだ。あるエジプト人巡礼者は、スーダンのウンム・ディルマーンでのエジプトとアルジェリアの試合で生じた騒動は、単なるスポーツでの争いであって、外交や両国民間の不和といった次元まで引き上げられるべきものではないと強調した。

また別のエジプト人巡礼者、ハーリド・サラーフ・アブドゥッラーは次のように語った。「私たちは兄弟であり、あのようなことは決して起きるべきではない。思慮のない者たちに憎しみを煽り立てている両国のメディアも私は批判する」。

(後略)

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( 翻訳者:竹内咲貴 )
( 記事ID:18159 )