大気汚染が流産に与える影響を調査するための特別グループ、発足
2010年01月18日付 Mardomsalari 紙

保健相は、環境庁と協力して、国の環境と健康について議論するための特別会議を同省に設置することを明らかにし、「来週にも開かれる予定のこの会議では、大気汚染問題をめぐって議論が行われるだろう」と語った。

 マルズィーイェ・ヴァヒード=ダストジェルディー保健相はイラン労働通信との会見で、大気汚染が健康に及ぼす悪影響、特に流産の危険性を高めるかどうかについて、次のように述べた。「これまで我が国では、大気汚染と流産の危険性の上昇との関係について包括的な調査は行われてこなかった。〔この問題について〕何らかの意見を述べるためには、法に則った科学的証拠が何よりも必要だ」。

 「流産の危険が高まると主張する人は、大気汚染の前後での流産の症例や大気がクリーンなときの状況について、明らかにする必要がある。そのためには、大規模な調査が必要だ」。

 同相はこう述べ、さらに「婦人科の専門家や、大気汚染と病気の関連を専門としている専門家らによる健康調査グループを発足させ、この問題について証拠に基づいた調査報告書を提出させることが重要だ」と指摘した。

〔後略〕

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( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:18297 )