強姦魔への死刑判決、最高裁で支持:処刑へのカウントダウン、始まる
2010年01月24日付 Iran 紙

【事件部】ラヴァーサーン地方で発生した凶悪事件の犯人たちに下された死刑判決が、最高裁の裁判官たちによって支持された。

 1388年アーバーン月初旬〔西暦2009年10月下旬〕に起きたこの事件は、深夜に見知らぬ3人組の男が別荘に押し入り、脅迫した上で別荘管理人の男性の手足を縛り、管理人の妻を乱暴したもの。警察による特別捜査の結果、捜査官らは最終的に犯人2名(マスウード容疑者=21歳、ならびにモハンマド容疑者=20歳)がラヴァーサーン地方の独身住宅にいるところを逮捕した。

 逃亡中のもう一人の共犯者を逮捕するべく懸命の捜査が続けられている一方、事の重大性に鑑み、本件は〔容疑者1名が不在の中〕特別な形でテヘラン州刑事裁判所第72法廷で審理が行われた。その結果、裁判官らは満場一致で二名の強姦魔に死刑判決を下した。

 被告人らがこの判決に異議を申し立てたため、本件は最高裁に送られたが、結果的に判決は支持された。

Tweet
シェア


関連記事(テヘラン検察、強姦魔取り締まりに本腰)
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:渡部智士 )
( 記事ID:18384 )