国会、イギリスとの関係レベルの引き下げを再び強調
2010年02月16日付 Jam-e Jam 紙

【政治部】国会議員たちはイラン・イギリス関係をめぐる最近の状況について言及し、「イギリス政府との関係レベルの引き下げを真剣に検討している」と強調した。

 モハンマド・レザー・バーホナル国会副議長は、イランに対する敵意という点で、アメリカとイギリスの間に違いはないと強調した上で、このことについて次のように述べた。「国会は本気で、イギリスとの関係レベルの引き下げについて議論を続けており、この点について外務省や国家安全保障最高評議会と中身の濃い協議を行っている」。

 〔国会の〕国家安全保障委員会の理事の一人であるモハンマド・キャラミーラード氏も、「駐イラン・イギリス大使の書簡への返信は公開する予定であり、本日、マスコミを通じて公表されるだろう」と述べた。

 国家安全保障委員会のアラーオッディーン・ボルージェルディー委員長もまた、メフル通信との会見の中で、イギリス政府との国交断絶をイラン・イスラーム共和国に義務づける議会提出法案の今後について、次のように述べた。「この法案は国会の国家安全保障外交政策委員会において、現在法的な手続きを踏んでいるところであり、国会議員が決めたことはすべて、その通りに実行されるだろう」。

 イギリス大使は少し前に、イラン・イギリス関係に関して国会の国家安全保障委員会に書簡をしたためていた。

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( 翻訳者:高山奈美 )
( 記事ID:18506 )