シオニストのテレビ局、偽称「ア・ラ・ビ・ア」湾を冠したセミナーを開催
2010年05月08日付 Iran 紙

放送局「ファルスィー1」は、一部の国の私欲により「ア・ラ・ビ・ア」湾なる偽りの名称を普及させることを目的に、偽称「ア・ラ・ビ・ア」湾を冠したセミナーを開催した。

 シオニスト衛星TV局「ファールスィー1」は最近、不道徳かつ特定の社会的傾向を含んだ内容のテレビドラマを吹き替えによって放映し、明確な意図をもってイランの家族文化の破壊を試みている。

 また同局は、イランの国益、そして当然〔のようにそれと結びついたイラン周辺〕地域の利益に敵対的な行為として、「ペルシア湾」ではなく「ア・ラ・ビ・ア」湾なる呼称の喧伝をテーマとしたセミナーを開催し、この大いなるウソについて新たなうわさ話を広めようとしている。彼らはそうすることで、イランとペルシア湾岸諸国の間にいさかいを引き起こそうとしているのだ。

 噂では、「ファールスィー1」放送を所有するロバート・マードックは、今年3月に一部の国の当局者と面会し、その中でこのセミナー開催についての構想を思いついたとされている。



訳注:「ファールスィー1」は香港を拠点とするSTAR TVの放送局の一つで、娯楽向けのドラマなどを多く放映している(ドバイなどで視聴可能)。オーストラリア出身の「メディア王」ルパート・マードックが所有する「ニューズ・コーポレーション」傘下。なお、記事では「ロバート・マードック」とあったので、そのまま訳出した。

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( 翻訳者:小野大器 )
( 記事ID:19123 )