輸入管理をめぐって商業省と農業ジハード省が対立
2010年10月13日付 Jam-e Jam 紙

一部の商品価格の値上がりをめぐって、商業省と農業省が責任のなすり合いを行っている。

 昨日、商業省次官が記者らを集め、第1回「製品価格を抑えるための国民会議」のプログラムの詳細について説明を行うなかで、輸入管理に対する農業省の取り組みを批判する発言を行った。これに対し、サーデグ・ハリーリヤーン農業相も黙ってはいなかった。同相は政府広報サイトとのインタビューで、新たな輸入規制についての「誤った考え方」を批判したのである。

 ジャーメ・ジャム紙によると、こうして昨日、商業省と農業ジハード省の当局者は、それぞれ名指しは避けつつも、輸入管理に関する互いの取り組み・政策を批判した。

 一部の輸入農産物の価格が最近、目に見えて上昇しており、農産物の輸入管理に関する商業省の政策にその原因があると、一部から指摘される事態を招いている。その一方で、政府関係者のなかには、〔農産物の〕世界的な価格上昇、及び補助金の目的化〔=廃止〕がこの問題に関係していると指摘する人もいる。

〔‥‥〕

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( 翻訳者:長島太郎 )
( 記事ID:20418 )