原理派、ラーリージャーニー氏に「原理派結束会議」を主催するよう要請
2010年11月11日付 Mardomsalari 紙

 一部の原理主義者たちが、アリー・ラーリージャーニー氏に第2回「原理派結束会議」の主催者となるよう求めている模様だ。

 ニュースサイト「マシュレグ」の報道によると、ラーリージャーニー氏は、〔原理派の〕結束は「闘う宗教指導者協会」と「ゴム神学校講師協会」の両協会〔※〕を軸としたものであるべきだと考えているという。
〔※訳註:いずれも保守的な宗教指導者らの団体で、アフマディーネジャード大統領の言動に対して必ずしも好意的ではないが、ラーリージャーニー国会議長との関係は良好とされる〕

 第1回会合はアフマディーネジャード主催で開かれたが、その際、〔次回の会合では〕ガーリーバーフ氏やレザーイー氏、タヴァッコリー氏らも招待すべきであるとの提案が出されていた。
〔※ガーリーバーフはテヘラン市長、レザーイーは公益判別評議会書記で、いずれもアフマディーネジャード大統領の政敵と目されている。タヴァッコリーは保守派国会議員の大物で、しばしば大統領の政策を厳しく批判している〕

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( 翻訳者:小野大器 )
( 記事ID:20711 )