サッファール=ハランディー氏「ソフトな戦争は、われわれの発明」
2010年11月30日付 Mardomsalari 紙

 前文化イスラーム指導相のサッファール=ハランディー氏は、「今から三年後の大統領選挙に向けて身支度をしている者がいるが、あまりに早く選挙活動を始動させると、結果として内戦を引き起こすことにもなりかねないということを、彼らも気づくべきだろう」と述べた。

 ISNA(イラン学生通信)よると、モハンマド・ホセイン・サッファール=ハランディー氏はまた、バンダルアッバースで開かれた革命防衛隊のホルモズガーン州部隊である「イマーム・サッジャード」隊の政治指導者らの集会で、「ソフトな戦争」という考え方について取り上げ、次のように語った。

 「一部には、我々はソフトな戦争というものに対して受動的・受け身的な立場におり、敵が優位な状況にある、と考えている者がいるが、そうした考えとは逆に、ソフトな戦争とは我々の発明であり、亡きイマーム〔=ホメイニー〕閣下がその発案者であると、私は考えている」。

 同氏はさらに、「革命の輸出には莫大なお金が必要だ、と考えている人がいる。〔しかしそれとは反対に〕まったく費用をかけていないにもかかわらず、我々のソフトな力はエジプトのような国に浸透している。もしイランの大統領がこの国を訪れれば、間違いなくレバノン人民が示したものよりもずっと盛大な歓迎が行われるだろう」と自信をのぞかせた。

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( 翻訳者:米川千帆 )
( 記事ID:20885 )