マルマリスへの投資相次ぐ―カタール首長にロシアの富豪・・・
2010年12月08日付 Milliyet 紙

マルマリス県イチメレル町の五つ星ホテルであるムナマル・ホテルが今年初めにカタール首長ナセル・アフメト・アリ・A・アル・サーニーにより2208万リラで買収されたのに続き、クムルビュク地区における12万平方メートルの土地にはロシア人実業家マハチ・ウマロフにより豪華な観光施設が建設される予定であると明らかになった。

トルコの有名な観光地であり、毎年150万人の観光客が訪れるマルマリスが、外国人投資家の注目をも集め始めた。

イチメレル町の五つ星ホテルであるムナマル・ホテルが今年初めにカタール首長ナセル・アフメト・アリ・A・アル・サーニーにより2208万リラで買収されたのに続き、クムルビュク地区の12万平方メートルの土地にはロシア人実業家マハチ・ウマロフにより豪華な観光施設が建設される予定であると明らかになった。

情報によると、ウマロフ氏は、弁護士のデヴリム・アルプ氏、アスラン・コチテペ氏を代理人とし、マルマリス県のへクムルビュク湾の土地開発計画の変更要求を申請した。この要求は、マルマリス市の12月定例市議会にてこの要求は、開発委員会が賛成の意を示したことを受け、全会一致で可決された。マルマリスのアリ・アジャル県知事は、ロシア人実業家であるウマロフ氏と面識はないと述べ、「我々は彼らがクムルビュクにて観光施設建設を計画していることだけ知っている。我々の地域へ投資家の関心が高まるのは良い傾向だ」と話した。

町の中心へ約25キロの距離にあり、オスマニイェ村内に位置するクムルビュクは、その湾の美しさで知られている。ターコイズブルーの海と、未だ開発が進んでいないことで注目されているクムルビュクには数件のレストランしかない。夏季には湾へと海からヨットで訪れる観光客らがここで食事をとり、海水浴を楽しんでいる。

■560万ドルを支払った

マルマリス不動産相談員協会のユスフ・ケナン・アックシュ会長は、マハチ・ウマロフ氏がクムルビュクの観光施設のための土地に560万ドルを支払ったと述べた。

国内の観光が発展を示すことにより投資家らのマルマリスへの関心が強まるだろうと指摘するアックシュ会長は、この関心が地価の上昇をもたらす可能性があると述べた。アックシュ会長は、カタール首長アル・サーニーによるイチメレル町の観光施設買収が外国人投資家へのモデルケースとなっていると指摘した。

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( 翻訳者:岩根匡宏 )
( 記事ID:20900 )