国会議員ら、アラブ首長国連邦との関係に制限を設ける法案を検討
2010年12月08日付 Jam-e Jam 紙

国会の国家安全保障・外交政策委員会のヘシュマトッラー・ファラーハトピーシェ委員は、一部の国会議員らがイランとアラブ首長国連邦(UAE)との関係を制限するための法案作りに取り組んでいることを明らかにした。

 同氏は昨日、国会担当の記者らを前に、「同法案作成の目的は、イラン市民の権利を守ることにある。というのも、伝えられたところによると、UAEにいるイラン人、特に旅行者らに対して、〔UAE当局から〕否定的な対応が行われているからだ」と述べた。

 エスラームアーバード選出の同議員は、緊張を生じさせるようなUAEの行動は、イランとの通商・経済関係には不釣り合いだとした上で、「UAEが自身の振る舞いを見直すのであれば、国会議員らによる法案作りの今後のプロセスにも影響するだろう」と述べた。

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( 翻訳者:尾曲李香 )
( 記事ID:20981 )