イラン・エジプト両国で大使館設立へ向けた動き
2011年04月19日付 Jam-e Jam 紙

 エジプトにおける我が国の利益代表部の所長は、近い将来エジプトにイラン大使館が設立される可能性について明らかにした。

 モジュタバー・アマーミー氏は「アルハヤート・アルヤウム」紙とのインタビューの中で、「今後数か月中にも、あるいは可能な限り近い将来、イラン大使館がカイロに、またエジプト大使館がイランに設立されることが期待される」と語った。

 同氏はまた、「1月25日の革命により、エジプトとイランの関係は新しい段階を迎えた。われわれはエジプトに対し、何ら慎重を期すべきものなどないが、エジプトが対イラン政策で慎重になっていることは知っている」と続けた。

 同じころ、エジプト外務省報道官はエジプトとイランの両政府間で広範な関係を確立することが必要だと強調した。

 メフル通信の報道によると、メンハ・バーホウム氏は「アッシャルグ・アルアウサト」紙とのインタビューの中で、シオニスト体制のベンヤミン・ネタニヤフ首相の最近の発言を否定した上で、「イスラエル政府はエジプトとイランの両政府の関係が接近することを懸念しているのだ」と強調した。

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( 翻訳者:松村すみれ )
( 記事ID:22251 )