バスィージ機構長官、シリアへの革命防衛隊の部隊派遣を否定
2011年05月22日付 Jam-e Jam 紙

 「被抑圧者たちの動員」(バスィージ)機構の長官は記者会見で、抗議活動の一部鎮圧を目的として、シリアに革命防衛隊ならびにバスィージから部隊が派遣されているとの西洋諸国の主張を強く否定した。

 モハンマド・レザー・ナグディー司令官は、「ばかばかしくて笑ってしまうような主張だ。なぜなら、シリアはこのようなことを必要としていないし、イランもこうしたことをするつもりはないからだ」と述べた。

 同氏はその上で、「われわれは、言葉も風土も違う。もしイラン人がアラブの国に行けば、誰だって彼がイラン人だとわかる。だから、〔西側の〕スパイ機関のこのような主張は理屈に合わない。世界のメディアの95パーセントはシオニストたちの手に握られており、そのため彼らはどんな主張をすることも可能だが、しかし今日、世界の人々は彼らのウソに気がつき始めている」と述べた。

Tweet
シェア


関連記事(イラン外務省、シリア情勢に関して声明)
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:飯島美紀 )
( 記事ID:22704 )