ジャンナティー氏「イスラームの目覚めを抑え込むことはできない」
2011年06月11日付 Jam-e Jam 紙

 テヘラン金曜礼拝導師のジャンナティー氏は、中東地域でイスラームの目覚めが続いていることに言及し、「イエメンの独裁者はサウジアラビアへと逃亡した。サウジアラビアは独裁者たちの集会場と化している」と述べた。

 アーヤトッラー・アフマド・ジャンナティーはさらに、次のように続けた。

2〜3名の独裁者がサウジアラビアに集合している。神の御意志により同国でも何らかの動きがあれば、これら3人の独裁者は次に、必ずやアメリカを目指すに違いない。しかしいずれにせよ、イスラームの目覚めを抑え込むことは不可能だということを、彼らも理解しなければならない。

 ジャンナティー氏はホルダード月22日〔6月12日〕の第10期大統領選挙実施記念日について触れ、次のように続けた。

その選挙〔=2009年の大統領選挙〕は、人民にとってハチミツのように甘美な出来事であった。なぜなら4千万票以上が投票箱に投じられたからだ。しかし、神は人民の口に入ったこの甘美なハチミツを苦いものにした者どもを、お許しになるようなことはないだろう。むしろ、彼らが味わっている苦しみをより大きなものになさるはずだ。

 同氏は続けて、「彼らは88年の反乱〔2009年大統領選後の抗議運動〕に手を出し、犯してはならぬ罪を犯した。しかし彼らは〔無残な〕結末に遭い、最後には人民とイスラーム、革命、そしてイマーム〔・ホメイニー〕の路線が勝利を収めた。彼らは人民の前から姿を消し、現世でも来世でも苦しみに嘖まれている」と指摘した。

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( 翻訳者:岡本詩織 )
( 記事ID:22957 )