イスラーム集団:ヒジャーブ着用の女性アナウンサー以外とのテレビ番組出演を拒否
2011年06月22日付 al-Quds al-Arabi 紙


■エジプトのイスラーム集団:「ヒジャーブ着用の女性アナウンサー以外と我々はテレビ番組に出演しない。女性は統治権を握るのに適さない。」

2011年06月22日 『クドゥス アラビー』

【カイロ】

エジプトのイスラーム集団のスポークスマンであるアースィム・アブドゥル=マージドは、「イスラーム集団の布教者らは、ムスリム女性の服装規定(イスラーム法に適合した服装)を守らない女性アナウンサーと共にテレビ出演しないことを決定し、テレビ出演は男性アナウンサーあるいはヒジャーブを着用した女性アナウンサーと一緒の場合のみに限定すると決定した。」と述べた。
衛星チャンネル“ON TV”の「マンシート」という番組で、ジャーナリストのジャービル・アル=カルムーティーに対する電話による質問の間に、アブドゥル=マージドは、「女性が美しく装うことはイスラーム法に反しているが、女性アナウンサーがヒジャーブを着用するように強制されることはない。しかし、個人的自由として慎むことはできる。また、イスラーム集団がイスラーム法に関して取った立場は、同集団の指導部も採用していると見なされる」と指摘した。

同氏は、イスラーム法は女性が政権を担うことを禁じていることに触れて次のように述べた。「イスラーム運動として、私たちは、アッラーとアッラーの預言者の決定を遵守している。その決定は、女性がウンマ(イスラーム共同体)の指導者となることを禁じている。分別のある者なら、女性がその職を務めることは適切ではないということを理解しているだろう。その証拠に、世界の民主主義をリードするアメリカにおいても、女性が大統領職に就任したことはなく、アメリカ国民はその歴史上、大統領職に付くために女性を選出したことはなかったし、たとえ女性が政権を担ったとしてもそれは非常に短い期間となるだろう。」

加えて、イスラーム集団のスポークスマンは述べた。「エジプトは、その歴史の中で、女性が政権を握ったことはない。なぜなら、女性は政権担当者の地位を引き受けるには虚弱であるからだ。そしてこれはイスラーム法に基づいた判断である。女性が政権を握ることを国家が禁じるということの意味は、その国家が女性はそれに適していないと見ているということだ。」

また、アブドゥル=マージドは続けて述べた。「イスラームの著名人たちは、例えばアズハルのシャイフのように、女性の宗教的地位に敬意を払う形でしか女性に対面することはないのである。また、バチカンのローマ教皇については、女性はヒジャーブを被った状態でない限り教皇に謁見することはないのである。スーザン・ムバーラク前大統領夫人でさえ、ローマ教皇を訪問したとき頭を覆ったのだ。」

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:小島明 )
( 記事ID:23006 )