サディーギー「イギリスは自ら掘った穴に落ちてしまった」
2011年08月13日付 Jam-e Jam 紙

 テヘラン臨時金曜礼拝導師のサディーギー師は、イギリス人民による反政府暴動について触れ、「世界を挑発してきたイギリスは、他国のために掘った穴に、今や自らはまってしまった。それゆえ、イギリスで火の手が上がったことは神の約束とイマーム・ホメイニー閣下の慧眼が真実だったことを証明していると言えるのである」と述べた。

 ファールス通信によると、ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーンのサディーギー師はテヘラン金曜礼拝での説教で、ヨーロッパ情勢について触れた上で、西洋世界は今や崩壊しつつあると指摘し、「イマーム・ホメイニーはお言葉の中で、今世紀〔※〕は被抑圧者が世界の抑圧者に勝つ世紀であると仰っていた」と指摘した。



※訳注:イラン暦では今年は1390年で、革命が起きた1979年も1357年にあたる。つまり、ここでいう「今世紀」とはイラン暦の14世紀のことで、西暦では20世紀と21世紀をまたぐ期間を指している。

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( 翻訳者:熊沢絵那 )
( 記事ID:23729 )