アフマディーネジャード大統領「我がイラン国民は最高レベルの生活を享受する資格がある」
2011年10月25日付 Mardomsalari 紙

 アフマディーネジャード大統領は、どんなことが起ころうとも、イラン国民は〔進歩に向けた〕自らの動きを止めることはないと強調した上で、「我々は手を取り合って、国家建設に邁進しなければならない」と述べた。

 ISNAの報道によると、マフムード・アフマディーネジャード氏は、テヘラン第10区にあるヤーセ・ナビー教育センターで開かれた、1835の教育プロジェクトの開始を記念する式典で、さらに「もしどこかの国民が自らに誇りを持ちたいのであれば、国をこれまで以上に繁栄させ、自らの偉大さや能力を認識することが必要だ。我が国民には、最高レベルの生活を送るだけの資格がある。そうした段階に到達するための必須条件こそ、学校なのである」と付け加えた。

 同氏はまた、「一国の教育が盛んであれば、その国の将来は繁栄と自由と誇りを享受するだろう。学校が偉大なる人物を養成する中心地となり、子供が自らの尊厳と自信をそこで経験できるようにする必要がある」とも述べた。

 同氏はまた、「学校では皆が人間性や愛について囁き合い、子どもは勇気と気高さを学ぶ。そういう場所としての学校は、一国で最も美しい場所である。社会が悦びと強い意志、目的意識をもって子供たちの教育にあたるなら、その未来は輝かしいものとなろう。我々の社会において自己への信頼と歓喜が波を打っていることを、我々は喜ばしく思っている」と言明した。

〔‥‥〕

 アフマディーネジャード氏は、アメリカがイランに対して仕組んだテロの嫌疑について触れ、「我が国民にとって、このような〔テロ〕行為など必要ではない。なぜなら、〔イラン国民は〕つねに自らの言葉で、〔世界の人々の〕頭や心を征服してきたからだ。テロリズムを必要としているのは、文明を持たない者たちである。〔しかし〕我が国民は文明を有し、信仰心と精神性を備えた人たちである。文明とは、美しい建築物のことだけを言うのではない。美しい建築物を作れば、文明を持つことができるなどと想像している者が一部にいる〔が、それは間違いだ〕」と明言した。

 大統領はさらに、「彼らは躍起になって、わが国民に対して敵対的行動を起こしている。我が国民の集団的精神が目を覚まし、進歩の頂に向けて全速力で突き進んでいることを、彼らも認識していることが、その理由だ。彼らは協力して、我が国民のイメージを傷つけんとしている。しかし、私は彼らに言おう。『もう終わりだ。どんなことが起ころうとも、我が国民が自らの動きを止めることはない。我々は協力して国家建設に邁進しなければならないのだ』、と」とも述べた。

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( 翻訳者:塩尻菜穂子 )
( 記事ID:24427 )