ラーリージャーニー国会議長、ホセイニー経済相に異例の支持:弾劾反対141票で留任へ
2011年11月02日付 Mardomsalari 紙

【政治部】世論が大規模金融腐敗事件への国会の対応を、極めて強い関心を持って注視するなか、国会議長は〔弾劾動議によって喚問された〕セイエド・シャムソッディーン・ホセイニー経済相に異例の支持を与えた。この影響から、まったく信じられないことに、同氏は第10期政権〔※原文には第9期とあったが、誤りなので訂正して訳出〕に閣僚としてとどまることになった。

 昨日の会議で、当初朝の時点では多くの原理派議員らは〔ホセイニー氏の〕弾劾に賛成する意思を示していたにもかかわらず、投票の結果は、原理派が多数を占める国会が世論に対して信じがたい行動に出たことを示すものだった。

 国会議員らは〔ホセイニー経済相の問責に対する〕反対議員と賛成議員双方の意見を聞いた後、賛成93票、反対141票、棄権10票で、セイエド・シャムソッディーン・ホセイニー氏の弾劾動議を否決した。

 弾劾動議を提出した議員らはこの会議で、経済相の弾劾を支持した自らの判断・理由(それは主に、最近の金融詐欺事件に関係するものであった)について申し述べた。その後、大統領と経済相が釈明する番となったが、〔両者に割り当てられた〕時間の一部はセイエド・カーゼム・デルホシュ議員(スーメエサラー選出)に与えられた。

 その後、経済相は30分間の答弁の中で釈明を行い、さらに弾劾に賛成する議員の演説と、アフマディーネジャード大統領の経済相に対する弁護が行われた。その後、アリー・ラーリージャーニー国会議長が演説のなかでホセイニー氏を擁護し、それから投票が行われた。これにより、シャムソッディーン・ホセイニー氏は国会議員ら信任によって、経済相に留まることになった。

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( 翻訳者:8408077 )
( 記事ID:24496 )