イラン石油公社国際問題担当局長、イランの対日原油輸出量減少の理由について説明
2012年01月08日付 Jam-e Jam 紙

 イラン国営石油公社国際問題担当局長は、2011年のイランの日本に対する原油輸出量が減少した理由について説明した上で、大半の日本の製油所とイラン産原油の販売契約の延長が成立したと発表した。

 セイエド・モフセン・ガムサリー氏はメフル通信のインタビューで、イランの日本に対する原油輸出が減少した理由について、次のように述べた。「現在、各国からの日本の原油輸入量は減少しており、原油輸出の減少はイランのみに関わる問題ではない」。

 イラン国営石油公社国際問題担当局長は、公式報告によれば日本の原油輸入量がここ数年で、一日550万バレルから350万バレルに減少したことを明かした上で、「しかし、2011年に比べて今年は、このアジアの国〔=日本〕に対するイランの原油輸出量に大きな変化はない」と説明した。

 この当局者はまた、サウジアラビアのような一部の原油輸出大国は日本への原油輸出量を増加させるために、巨額の投資を行ってきたと強調した上で、「現在、サウジアラビアとカタールは製油所と原油の貯蔵タンクの建設を行っている」と述べた。

 また同氏は、現状ではイランは日本に製油所を所有していないと述べた上で、「一部の国々は日本で原油を販売するために、何年も前から同国で投資を行ってきたのだ」とも指摘した。

 ガムサリー氏はまた、イランの日本に対する原油輸出が〔一日に〕8万~10万バレル減少していることについてのメフル通信の質問に答えて、「2012年は日本に対して、一日23万~24万バレルの石油輸出を計画している」と説明した。

〔…〕

 メフル通信によれば、石油市場関係者らは、日本の複数の製油会社がイラン産原油の2012年用の購入契約を延長したことを明かしているという。それにもかかわらず、日本への「黒い金」〔=石油〕の輸出は依然として減少傾向を続けている。

 先月のロイター通信の報道によれば、2010年にイラン国営石油公社は一日に平均37.4万バレルの原油を日本企業11社に卸していたが、10月にはイランの日本に対する一日の原油販売量は約11.2万バレル減少したという。実際、イラン国営石油公社の2011年10月の「日出る国〔=日本〕」への石油輸出量は、一日26.2万バレルだった。

 またPlatts社〔訳注:ニューヨークに本社を置くエネルギー資源調査会社〕は数週間前に日本の経済産業省のデータを基にした報告書を発行し、その中で「11月に一日22.8万バレルの原油を日本に輸出したイランは、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、クウェート、カタールについで〔日本への原油輸出国として〕第5位を占めている」と指摘した。

 この報告書はまた、イランの日本に対する11月の原油輸出量は前年同月比で38%減少したとも指摘している。〔…〕

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( 翻訳者:8410068 )
( 記事ID:25198 )