イスタンブル・エスキシェヒル間鉄道、来週から2年間運休
2012年01月25日付 Hurriyet 紙

トルコ最大の高速列車路線となるアンカラ‐イスタンブル間の高速列車プロジェクトは、エスキシェヒル‐イスタンブル間の工事が最終段階に入った。キョセキョイ‐ゲブゼ間の工事のため、エスキシェヒル‐イスタンブル間の路線は2月1日より2年間運休となる。

交通海事通信省は、市民と産業が損害を受けないよう、一連の対策を講じた。

これによると、この期間内は、線路に並行している幹線道路で緊急事態を除き2年間定期点検が停止され、交通が開放されることが決定された。一方で、産業が損害を受けないよう、テキルダー‐イズミトのデリンジェ間の貨物車両は船で輸送される。

マルマライ工事と同時進行し、統合された形で2013年の完成が目指されているエスキシェヒル‐イスタンブル間の路線は、複線の電気鉄道で信号設備を備え、最新の高速鉄道技術を用いて作られている。

トルコ国営鉄道(TCDD)関係者は、古い路線と新しい路線の地理的条件、都市化、土地の国有化が困難であることなどが原因で、同区間では鉄道用語で「ディスプレイスメント(位置変化)」(訳注1)と呼ばれる、(古い線路の上に新しい線路を)重複する形で建設が進められることになっていると述べた。キョセキョイ・ゲブゼ間路線は国有化ができなかったため従来の路線の上に完全に重なっており、このため線路工事と列車運行を同時に進めることは、路線の期日までの完成と安全面の両観点から不可能であると説明。現存の路線は複線であるが、プラットフォームが同じであるため、路線のうち1つを開放し他方で工事を進めることはプロジェクトの工事期間と予算の観点から適当ではないと話した。

TCDD関係者は、工事期間中に市民が公共交通機関を正常に利用できるよう、ビナリ・ユルドゥルム交通相のいる交通海事通信省にて該当県の知事らと会議が行われたとし、コジャエリ、イスタンブル、サカルヤの各広域市、県知事府、TCDD総局、道路総局、イスタンブル市営交通(İETT)、イスタンブル交通会社関係者から成る一行も同地での調査に参加したことを明らかにした。TCDD関係者は、この枠組みで2月1日以降市民がいかなる損害も受けないよう必要な措置を講じると述べた。

これによると、線路に並行している幹線道路では、緊急事態を除き2年間定期点検が停止され、交通が常時開放されることが決定された。このため、地方自治体によるこの地域への公共交通車両の本数が増大した。

一方で産業の物流分野や引越し業者の列車輸送が滞らないよう、貨物列車を船で移動させるべく、テキルダー‐イズミトのデリンジェ間でフェリー運航が開始された。

交通海事通信省は道路総局の中に、自治体と知事府の間で2年間の継続的な調整を確保し、路線が閉鎖する間市民が問題なく交通を利用できるよう必要な活動を行うため委員会を設立した。

(訳注1)鉄道業界用語で古い線路の上に新しい線路を建設すること。

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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:25324 )