《ヘジャーブと貞節》は女性だけの問題ではない:男性もヘジャーブを遵守すべき
2012年05月05日付 Mardomsalari紙

【社会部:サイーデ・ミールザーイー】ヘジャーブとその遵守に関する議論が我々の社会で取り上げられる時、女性にすべての関心が向けられるものだ。あたかもヘジャーブ問題は女という性と直接的かつ拒絶不可能な関係があるかのようだ。しかしながら、関係者らが言うように、ヘジャーブ問題を性別化してはならない。つまり、〔イスラーム的な観点から許容される服装という意味での〕「ヘジャーブ」とはあくまで男と女、二つの性にとって共通の概念なのであって、〔どのような服装がイスラーム的に許容されるのかという〕その適用が異なるだけなのである。

 男性のヘジャーブについて指摘されている問題とは、彼らが服装において西洋文化を模倣しているというものだ。〔‥‥〕しかし専門家らの指摘によれば、男性がけばけばしい服を着たり、ときに化粧道具を使ってみたり、長髪にしたりすることも、「バッドヘジャービー」の一例とみなされる。にもかかわらず、ヘジャーブを遵守し、刺激的な服装や化粧で通りに出ないよう〔当局から〕常々警告を受けているのは、女性たちばかりなのだ。しかし関係当局は、次の事実を見過ごしている。すなわち、もし彼らが〔気候の暑くなる〕この時期に男性のヘジャーブについて普遍的かつ適切な定義を考えたことがあるのなら分かるように、この領域では男性が女性のお株を奪っているという事実だ!

 にもかかわらず、バッドヘジャーブな女性に対する指導パトロールや口頭での注意、また時には〔署への連行など〕物理的な対応は、われわれの社会では当たり前の光景となっている。そしてこのことは、他方でヘジャーブ遵守における男性の分担はどうなっているのか、という疑問を惹起するのである。

 〔‥‥〕この問題は世論の多くの関心を引きつけており、それに関連して「女性社会文化評議会」の社会問題局長も次のように述べている。「《貞節とヘジャーブ》の文化の拡大・普及〔という目標〕においては、女性だけがその対象となってはいけない。男性の役割や責任が忘れられてはならないのだ」。

 フェレシュテ・ルーフアフザー氏はメフル通信とのインタビューで、「貞節とヘジャーブは信仰と敬虔の結果であり、かつ現れでもある。故にそれを徹底化させるためには、第一に〔‥‥〕個々人の信仰、宗教的信条の強化に目を向ける必要がある」と述べた上で、次のように語った。

貞節とヘジャーブの文化を拡大させるためには、恥じらいや自尊心といった倫理的価値観を強化する必要がある。これらは貞節やヘジャーブと密接かつ直接的な関係を持ち、それ自身、信仰や敬虔の成果と考えられている。また貞節とヘジャーブに関連した聖法上の法規範を教えたり、社会や家庭内で男女が互いにとるべき行動について正しく教育したりすることに対しても、十分な考慮が与えられるべきだ。

 同氏はさらに「貞節とヘジャーブが、国家ならびに国民にとっての独自の文化的・国民的アイデンティティーの確立に果たしている役割について、またこうした独自性がもつ好ましい政治的効果について、一般の人たち、特に若者たちの関心を引きつけることが必要だ。そしてそれ自体が文化的侵略方法の一手段であるところの《ヌード文化》の普及における敵の狙いについて、若者たちに歴史的な証拠やサンプルに言及しながら詳しく説明することも必要だ」と述べた。

〔‥‥〕

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(翻訳者:8409125)
(記事ID:26405)