買っちゃダメ、子供に携帯電話
2012年05月19日付 Jam-e Jam紙


研究者らによると、携帯電話は青少年の道徳に悪影響を及ぼすだけでなく、それが発する電波も破壊的

 あなたの子供が初めてあなたの手から携帯電話をつかみ取って、無邪気に話す真似をしたとき、多分あなたは思いもしなかっただろう、この数分間のおもちゃが、ほんの数年後には、子供が自分専用のをおねだりするようなものになろうとは。新しくやってきたこの新しい利器が、子供に必要なのかどうか、あなたには見当もつかないのに、だ。

 近頃では7〜8歳の子供でさえ携帯電話を手に持っているのを見かけるし、両親が子供の行動を監視するための道具だということで、携帯電話を持たない生徒の方が少数派となっている。しかし、一部の心理学者は依然として、子供や青少年が専用の携帯電話を持っていいのかどうか、疑問に思っていることも事実なのだ。

 親が携帯電話、特にプリペイド式のSIMカードを子供に買い与えることを禁止している心理学者のラギィーエ・アルジー氏も、そんな一人だ。彼女はファールス通信に次のように述べている。「子供に携帯電話を買ってやろうと考えている親は、その正しい使い方についてのルールを決めるべきだ」。

 彼女は、携帯電話は社会の必需品だとする議論がしばしば提起されているのを目にすると指摘しつつ、「携帯電話の使用は生徒、特に中高生の間で広まっている」と付け加える。

 携帯電話の使用によって生徒にもたらされるさまざまな問題は、その正しい使い方を教えていないことに原因があると指摘するアルジー氏は、次のように述べている。「携帯電話の使用が生徒にもたらす害悪には、個人差がある。というのも、家庭内で親がきちんと管理を行い、青少年の携帯電話の使用ルールについて教育が確立されている場合もあるが、しかし家庭によっては、これとは正反対の状況もあるからだ」。

 彼女によると、青少年が〔両親からの〕愛情に不足を感じていると、携帯電話の利用に伴う害も、著しく大きくなる傾向にあるという。

携帯電話は異性と通じるもっとも簡便な手段

 もちろん、子供のそばにいない状態を作りたくないが、仕事にも専念したいといった理由で、両親が子供に携帯電話を買い与えるケースもときにある。

 彼女は、携帯電話を使用する生徒の多くが、〔性的な〕本能的欲求が生まれ、異性への関心が増大する思春期の年頃にあると指摘した上で、「異性と通じる最初にして最も簡便な手段は、携帯電話を使うことだ」と述べる。

 心理学者である彼女は続けて、「プリペイド式SIMカードが普及しているが、この種のSIMカードを使って連絡が取られた番号を追跡することは不可能である。そのため、子供が電話で誰とどんな接触を持ったのか、両親はまったく監視することができない。愛情に飢えた青少年たちは、〔異性との〕会話の欲求を抱き、電話での接触が続くと、今度は直接面と向かって会うようになる。こうした直接的な面会が、特殊な問題や害悪を人にもたらしてしまうのだ」と指摘している。

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(翻訳者:8410051)
(記事ID:26516)