首都上空に砂塵が集結:テヘラン市民、大気汚染に対していまだ無防備
2012年05月16日付 Mardomsalari紙

テヘラン、大気汚染で「警告」状態に

 大気汚染が悪化し、テヘランの汚染レベルが「警告」状態に達したことに伴い、「テヘラン大気汚染削減緊急委員会」の会議が召集された。

 「テヘラン大気品質監視社」の代表は「テヘラン市民は大気汚染に対して、いまだ無防備な状態にある」と述べた。

 ユーソフ・ラシーディー博士は、テヘラン市民がこのように無防備な状態に置かれているのは、政府当局の無策に原因があると強調し、さらに「大気汚染は科学的な観点から見れば、解決可能な問題であるが、しかしこの問題を解決しようという努力がまったく見られない」と付け加えた。

 同氏の指摘によると、現在テヘランでは2.5ミクロン以下の浮遊粒子の数値が「150」、10ミクロン以下の浮遊粒子の数値が「115」に達しているという。しかしながら〔基準では〕いずれも「100」以下の数値でなければならない。

〔‥‥〕

 この報道によると、テヘランは月曜日から昨日にかけて、イラン西部からの砂埃の影響下に入ったとされる。また「テヘラン大気汚染監視センター」の発表によれば、テヘランの大気汚染の状況は、国内の上空に砂塵が流入したことによって、浮遊粒子の濃度が許容範囲を超えたために、現在「警告」状態にあるという。

 さらにこの報道によると、同センターは市民に対し、このことに起因する疾患を防ぐために、大気汚染の悪化を引き起こすような活動はいかなるものであれ自重するとともに、不必要な外出は避け、特に〔屋外の〕オープンスペースでの運動は控えるよう勧告したという。

 なお、アラークをはじめとするイラン西部の諸都市の多くは、ここ2〜3日間「警告」状態にあり、同地域における大気汚染は許容範囲の2倍に達したとされ、アラークでは現在も、「警告」状態が続いている。

〔‥‥〕

 「テヘラン大気品質監視社」の代表は、「気象庁の報告によると、首都テヘランの大気汚染はこれからも続くだろう。週末まで大気汚染の数値が基準値を上回り、市を覆う砂塵は居座り続ける可能性が高い」と説明している。

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(翻訳者:8410186)
(記事ID:26528)