最高指導者「諸国民はアメリカにうんざりしている」
2012年09月18日付 Jam-e Jam 紙


 全軍最高総司令官のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨日、イラン・イスラーム共和国軍士官大学の学生らの修了・宣誓・肩章授与式において、最後の預言者ムハンマド・ムスタファー閣下の輝かしき姿を侮辱するという犯罪行為が発生したことについて触れ、「覇権主義的=シオニズム的な嫌イスラーム政策の存在を知って、〔世界の〕諸国民はアメリカ及び一部の欧州諸国に非難の矛先を向けた。これらの国々の指導者たちは、この種の狂気に満ちた行為を禁ずることで、こうした重大な犯罪行為にはかかわっていないということを、行動で証明しなければならない」と強調した。

 イスラーム革命最高指導者は、イスラームの敵どもは偉大なるイラン国民、及びイスラームの目覚めという荒々しく沸き立つような運動に直面して、無力感を感じていると指摘した上で、「イスラーム共同体の敵どもが、今回の事件のような気違いじみた所業に出たのは、このことが原因なのである」と続けた。

 同師は、今回の事件は永遠の歴史的教訓となろうと述べた上で、「抑圧体制の指導者たちは、今回の重大な犯罪行為を非難しようとせず、またそれに対する自らの責任を果たそうとしない一方で、今回の事件には関与していないなどと〔言い訳がましく〕主張している」と指摘した。

 革命最高指導者はその上で、「もちろん、われわれは彼らがこの犯罪行為にかかわっていたことを証明できるなどと主張するつもりはない。ただ、アメリカや一部の欧州諸国の指導者たちの〔これまでの〕やり口から、罪を犯したのは彼らであると〔世界の〕諸国民の世論は判断しているのである。彼らは口先ではなく、行動によって、この重大犯罪に対する無罪を勝ち取る必要がある」と続けた。

 同師は〔欧米諸国内の〕抑圧的な組織の中に存在する反イスラーム的な衝動について指摘し、「こうした衝動があるからこそ、抑圧者たちはイスラームならびに神聖なるものへの侮辱行為を止めようとしてこなかったのであり、これからも止めることはないだろう」と語った。

 アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、アメリカや西洋諸国の当局者たちが「イスラームへの侮辱を禁ずることは表現の自由と相容れない」などと述べていることの欺瞞を証明する中で、いくつかの事実を例にとって推論を行い、〔‥‥〕次のように指摘した。

多くの西洋諸国では、誰もホロコーストという不明な点の多い出来事について疑問を呈したり、あるいは同性愛〔者の権利保護や同性愛者同士の結婚の容認〕など、抑圧諸国で取られている醜悪な倫理政策について記事を発表したりしようとはしない。にもかかわらず、〔‥‥〕表現の自由などという、ウソに満ちたお題目の下で、イスラームならびにイスラームによって神聖視されているものを侮辱することは自由だとは、一体全体どういうわけか。

 イスラーム革命最高指導者は、アメリカを独裁者の養成者と名付け、アメリカがエジプトの独裁者ホスニー・ムバーラクやイランの独裁者モハンマド・レザー・パフラヴィー、その他域内の現役独裁者たちを数十年にわたって惜しみなく支援してきたことについて触れ、「このような暗黒の過去をもったアメリカに、どうして民主主義を主張したり、自由の擁護を叫んだりする権利があろうか」と続けた。

 アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は各国にあるアメリカの政治・社会施設に向けて、〔世界の〕諸国民が抗議デモを繰り返していることこそ、彼らが〔アメリカの〕覇権主義的=シオニズム的政策に対して深い嫌悪の念を抱いていることの現れなのだとし、「〔世界の〕諸国民はアメリカにうんざりしている。だからこそ、今回の事件のように、何らかのきっかけさえあれば、こうした怒りや嫌悪の念が一般民衆の間で沸き起こるのである」と指摘した。

 同師は演説の最後で、「抑圧者たちに相対するイスラームという太陽は、神の宗教によってこれまで以上に光り輝くだろう。そして勝利は、イスラーム共同体のもとにもたらされるだろう」と強調した。

〔‥‥〕

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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:27630 )