覚せい剤使用、イランで増加傾向に
2012年10月16日付 Mardomsalari紙

 マシュハド医科大学薬物中毒研究センター所長は、薬物中毒になりやすいかどうかは遺伝的な要因が影響しているとの見解を示した上で、「イランでは覚せい剤の使用が増加傾向にある」と述べた。

 レザー・アフシャーリー所長はファールス通信とのインタヴューの中で、イランでは合成麻薬の使用が増えつつあると指摘した上で、「〔‥‥〕人々の間で《ガラス》の名で知られている麻薬〔=覚せい剤〕の使用が、イランでは増加傾向にある」と明かした。

 同氏はこの件について、「幸運なことに、イランにおけるコカイン化合物の使用は極めて珍しく、取るに足らないものであるが、その一方で世界で生産されたヘロインの5%がイランで使用されている」と指摘した。

 マシュハド医科大学学術委員を務める同氏は、薬物中毒になりやすいかどうかは遺伝的要因が影響しているとの見解を示し、「諸々の研究が示すところでは、家族の中に薬物常習者がいる人は、薬物中毒になりやすい傾向にある」と述べた。

 マシュハド医科大学薬物中毒研究センター所長は、薬物中毒の原因となり得る諸要因について触れ、「中毒者と社会的関わり合いをもっているかどうかや、麻薬が手に入りやすい環境にいるかどうかといった環境要因もまた、さまざまな社会で薬物中毒という問題が発生する際の一つの重要な要因となるのである」と強調した。

 アフシャーリー氏は薬物中毒という病気の治療について、「薬物中毒とは、心理的、肉体的、社会的、法的病気である。解毒治療が行われる第一段階では、臨床毒物学の専門家ないし内科医が治療にかかわるが、第二段階では、精神科医あるいは心理学者による心理療法が行われる必要がある」と説明した。

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(翻訳者:8410111)
(記事ID:27982)