「夫婦を待ち受ける大地震」:一日の離婚数、400件
2012年10月28日付 Mardomsalari紙

 心理学協会会長(政府顧問を兼任)によると、結婚した人の4人に1人が離婚しているという。

 「離婚それ自体が悪いわけとは思いません。ただ、離婚にいたる原因には問題があったかもしれません」。これは夫との6年間にわたる共同生活にピリオドを打った、とある高学歴の女性の話である。彼女がニュースサイト「ファルヤードギャル」記者に話したところによると、夫が彼女に対して執拗に疑念を抱いていたことが、離婚の原因だったという。そんな彼女は、今や気楽で解放された気分を満喫していると述べている。しかしイランにおける離婚話では、この女性のようなケースはあまり多いとは言えない。

 イランでは、経済的な圧迫や教育機関の無策が離婚に影響を及ぼしていることは、火を見るより明らかである。そのため、離婚は今やブレーキのきかない状態で急増しつつあるのだ。心理学協会会長によれば、結婚した人の4人に1人が離婚する時代になっているという。

 スポーツ青年省も社会における離婚の増加を懸念しており、各家庭や政府責任者たちが必要な対策を講じなければ、現在の離婚の増加傾向はさらに加速するだろうと指摘している。もちろん、ここ数年間、離婚が〔社会に〕もたらす破壊的影響に直面して、政府の責任者たちもある程度この状況に危機感を覚え、離婚〔率の上昇〕を食い止めるための緊急法案を複数提出してきたが、これまでのところ何の効果も現れてはいない。

 国家登記簿庁長官によると、今年に入って離婚数は増加傾向にあり、今年の上半期〔3月20日〜9月21日〕の離婚率は、昨年同時期と比較して減少するどころか、逆に増加しているという。今年に入って最初の6ヶ月間で記録された離婚件数は70,841件で、この数字は前年比で6%上昇しているのである。〔‥‥〕

 国会司法委員会の報道官はこの問題について、「近年、一部の夫婦の間では、夫婦生活が6ヶ月にも満たないケースが普通になっている。今や離婚をめぐる数字は、本当の地震のように夫婦生活を揺るがしているのである。実際、一日に何百もの家庭が、精神的な崩壊を経験しているのだ」と述べている。〔‥‥〕

家族制度の弱体化から貧困・失業まで

 心理学協会会長は、性的・心理的自己防御こそ、世界、特にイランにおけるあらゆる離婚の根本的原因であり、文化や価値観を〔次世代に〕伝える場としての家庭制度の弱体化が、社会における離婚の増加に影響を及ぼしていると指摘する。

 また別の専門家らは、その他の要因についても言及している。彼らによれば、夫婦の互いについての理解不足、家族の干渉、相手に対する不条理な期待、不誠実な態度、薬物中毒、感情的なすれ違い、経済的問題、重たすぎる婚資金の負担、知り合ってから結婚するまでの期間が短すぎること、両者が〔他人との〕知り合い方の違い、女性への暴力、家父長的な文化、そしてなかでも〔夫の浮気などの〕放縦な性的関係などが、離婚率を押し上げる重要な要因となっているという。

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(翻訳者:8409148)
(記事ID:28128)