「出会い系サイト」と化す「結婚斡旋サイト」
2012年10月28日付 Mardomsalari紙

 結婚相手を斡旋し、家族制度を強化するために立ち上げられたウェブサイトが、当局の無関心によって、今や「一時的な結婚」のための出会い系サイトと化している。

 メフル通信によれば、当局は以前から、一時的な結婚や友達づくりを目的としたウェブサイトが活動していることに気付き、こうしたサイトの取締りを実施してきたようだ。しかし今回、新種のウェブサイトが文化イスラーム指導省のウェブサイト管理本部に登録した上で営業を始め、〔表向き〕永遠のパートナーを斡旋し、未婚の男女の縁を結ぶ活動を行っているという。

 ここ数日、大規模な広告を打って若者たちの関心を惹きつけようとしているそうしたサイトの一つは、〔…〕すでに全国規模での活動に着手しており、好みの相手についての全情報を最初から閲覧できると、若者らに約束している。注目すべき点は、登録された情報〔の真偽〕や詐欺・悪用〔の可能性〕について、同サイトは責任を負わないという立場を取っていることであり、またユーザー登録や好みの相手との会話に対して課金していることだ。〔…〕

当局:許可は出していない

 このサイトは文化イスラーム指導省のウェブサイト管理本部の監督下で活動を行っていると謳っているが、同省の情報技術・デジタルメディア開発センター前副所長のモハンマド・サーデク・アフラースィヤービー氏がこの件についてメフル通信に述べたところによると、結婚に関わるようなサイトが同センターから許可を得たことは、今まで一例もないという。〔…〕

 また、スポーツ青年省次官のモハンマド・サーデク・アクバリー氏も、同省も監督省庁として、永続的なものであれ、一時的なものであれ、結婚相手を斡旋するサイトに対して、これまでいかなる許可も出したことはなく、同省の許可を得た営業という今までの宣伝はまっかな嘘であると指摘している。

〔…〕

 若者問題の専門家で、ブーシェフル青年庁の元長官を務めた経験のある、ホッジャトルエスラームのアッバース・エブラーヒーミー師はこの件に関して、メフル通信に次のように述べている。「このような結婚斡旋センターは、若者たちに多くの問題をもたらす可能性がある。残念ながら、このような斡旋センターは〔永続的な〕結婚相手を探したり、家族制度の強化や結婚の促進をもたらしたりする代わりに、〔社会の〕慣習から逸脱した《路上交際》(ナンパ)を育む場と化しているケースが一部に見受けられる」。

 この専門家によれば、一部のケースでは結婚斡旋センターは収益を得ることを優先しており、そのことが《インターネット結婚》が持続力を欠いてしまう原因となっているという。

 このように、結婚斡旋サイトの運営手法や、彼らが私腹を肥やすことにより関心が向いている現実などを考慮するならば、こうした斡旋センターの営業は合法・非合法にかかわらず、見直しが必要となるだろう。

〔‥‥〕

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(翻訳者:8410068)
(記事ID:28140)