イラン北部の女性、平均より10歳早くガンに
2012年12月22日付 Mardomsalari紙

多くのガン患者は治療費捻出のために家を売るか、死ぬことへの心の準備をするかのいずれかに直面

 第80回イラン・ガン協会年次大会が、木曜日のアーザル月30日と金曜日のデイ月1日〔12月20日〜21日〕にわたって開催された。

 ハバル・オンラインが伝えたところによると、世界保健機関(WHO)ガン部門のイラン代表を務めるビージャン・サドリーザーデ氏はこの大会で、「ガンや慢性的な病気にかかっている患者にとって最も重大な問題は、治療にかかる莫大な費用である。ガン患者を抱える家族の多くは、治療にかかる高額かつ破滅的な費用が原因で、寿命を伸ばすためにどんなこともすることになる。〔イランにおける〕ガン患者の数は決して少なくない」と述べた。

 同氏はさらに、「医療保険制度は、貧しい患者を抱えるこういった家族を支える機能を果たさなければならない」と指摘した。

 同氏は、ガンから生まれる恐怖を克服するためにWHOが取っている政策について触れ、「ガンへの恐怖のために、多くの人々が診療のための通院を怠ってしまい、ガンの早期発見を少なくしてしまっている。そのため、イランも市民への広報を通じて、ガンへの恐怖を抑える必要がある」と語った。

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イラン北部の女性、10歳早くガンに

 この大会の初日、ガン研究ネットワークのメンバーであるアリー・モタヴァッリーザーデ=アルダカーニー氏は、次のように述べた。「ガン患者は20歳から80歳までの年齢層の人たちが最も多い。言うまでもなく、ガンに罹るかどうかは環境要因と遺伝要因の二つが大きく関係している。ある国際的な研究結果によると、環境における化学物質の存在が原因で、イラン北部では30歳以下の女性が〔平均よりも〕10歳早くガンに罹ってしまう傾向にあることが判明している」。

 同氏によれば、ライフ・スタイルが人々のガン罹患に極めて重要な影響を及ぼしているという。例えばライフ・スタイルが原因で、日本では胃ガン、アメリカでは腸ガンに罹っているガン患者が最も多い。〔世界では〕ガンによる死因の30%以上が肺ガンであり、イランでは胃ガンが最も多いと考えられている。農薬の使用がその原因だという。

 ガン研究評議会の委員の1人、イーラジ・ハリールチー氏もこの大会で、「我が国では15歳以上の男性の20%、15歳以上の女性の1%がガンに罹っており、保健省の公式の統計によれば、13歳から15歳までの女性の9%、男性の17%が喫煙者だ」と指摘した。

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(翻訳者:8408061)
(記事ID:28744)